保育園の連絡帳がいかに素晴らしいかを手紙にして語る。
この春から娘が3歳児クラスに進級しました。
娘の健やかな成長を喜びつつも、どうしても悲しまずにはいられない事があります。
それは保育園の連絡帳を書かなくてもよくなった事。
1歳、2歳児クラスの頃、毎日連絡帳に書かれてくる娘の保育園での出来事や様子を読むのが楽しみでした。
その内容に一喜一憂し、まるで文通を楽しむかのように先生の書いてくれた文章を。そして、私自身が娘の様子を書くことを楽しみました。
妻と「家庭での様子」を書く権利をめぐって攻防したことも今や懐かしい思い出です。
保育園の連絡帳は育児生活を支え、彩ってくれるたいへん素晴らしいもののため、その感謝の気持ちを手紙にしたため先生に渡したかったのですが、年度替わりの時期に地方出張や娘の体調不良により渡す機会を逸してしまいました。
そこで固有名詞などを伏せ、ここに感謝の気持ちを残しておきたいと思います。
先生方へ
一年間、娘の成長を促し、見守って頂きありがとうございました。
昨年の保護者会で3歳児クラスになったら連絡帳が終わると聞いて以来、
「あ~、つまらん。あ~つまらん」と嘆いておりました。
保育園での様子や成長の姿を連絡帳で読むことは帰宅後の一番の楽しみでした。
(晩酌時などはこれ以上ない肴でありました)
娘が連絡帳を書きたいとごねるため、娘と一緒にペンを持ち、ミミズがはうような字で体温を書いた時は、先生に「パパ、つかれてるのかな?」と心配して下さったこともありましたね。
連絡帳を読むのが楽しみな一方、書くことがつらかったこともあります。
朝食欄には、「毎日同じものを食べさせて」と先生に思われるのが嫌で、
「パン」を「トースト」や「食パン」。
「ソーセージ」を「ウインナー」や「フランクフルト」と言い換え。
「卵ごはん」を「玉子ごはん」「たまごごはん」と書き換えるなど、せこい事をして参りました。
色々な想いのある連絡帳ですが、どうしても先生にお伝えしたい事があり、こうして筆をとった次第です。
昨年の夏頃だったでしょうか。
ある日の連絡帳で、散歩中クラスのお友達が立ち止まり動かなくなってしまったところ、
娘が「どうしたの?いっしょにあるいてあげよっか?」「◯◯しよっか?」と
声をかけたところ、お友達の気持ちが切り替わってまた一緒に歩き出した、という
事が書いてありました。
娘がイヤイヤ期に入ってからの対処法の一つとして、
また自分の気持ちをちゃんと伝えられるようになるための練習として、
意識的に「できるだけ気持ちを汲み取って選択肢を提示する」という事をしてきました。
これは多分に親バカだと自覚しておりますが、
連絡帳は家庭での子育てを映す鏡だと思ったことと、
それ以上にそうした姿を目に留めてくれて、連絡帳に書いてくれる先生方に
とてもとてもありがたい気持ちになりました。
連絡帳は保育園と家庭での出来事を伝え合うことはもちろん、
保育園での子育ての方針を感じ、それを家庭で受け取って活かしたりするような、
紙面でのやり取り以上の大切さがあったなぁと思います。
これからは娘が自分の口で保育園で出来事やその時々の気持ちを伝えてくれるよう、
陰に陽にでしゃばりすぎぬよう働きかけていければと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・という感じで、連絡帳についての熱い思いや悲喜こもごもを記した記事を下記にまとめておきましたので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
みなさんの連絡帳を書く参考になったら嬉しいです。
以上、親バカが最前線からお伝えしました。
*『保育園の連絡帳はワシが書きたいんや!』
*『スラムダンクで振り返る、娘の連絡帳てん末~魚住編』
*『娘の鉛筆の持ち方が、「グー持ち」から変わった理由』
*『連絡帳は保育士の力を知るツール』
*『テストの点数だけで子供を評価しないために。』
娘の健やかな成長を喜びつつも、どうしても悲しまずにはいられない事があります。
それは保育園の連絡帳を書かなくてもよくなった事。
1歳、2歳児クラスの頃、毎日連絡帳に書かれてくる娘の保育園での出来事や様子を読むのが楽しみでした。
その内容に一喜一憂し、まるで文通を楽しむかのように先生の書いてくれた文章を。そして、私自身が娘の様子を書くことを楽しみました。
妻と「家庭での様子」を書く権利をめぐって攻防したことも今や懐かしい思い出です。
保育園の連絡帳は育児生活を支え、彩ってくれるたいへん素晴らしいもののため、その感謝の気持ちを手紙にしたため先生に渡したかったのですが、年度替わりの時期に地方出張や娘の体調不良により渡す機会を逸してしまいました。
そこで固有名詞などを伏せ、ここに感謝の気持ちを残しておきたいと思います。
先生方へ
一年間、娘の成長を促し、見守って頂きありがとうございました。
昨年の保護者会で3歳児クラスになったら連絡帳が終わると聞いて以来、
「あ~、つまらん。あ~つまらん」と嘆いておりました。
保育園での様子や成長の姿を連絡帳で読むことは帰宅後の一番の楽しみでした。
(晩酌時などはこれ以上ない肴でありました)
娘が連絡帳を書きたいとごねるため、娘と一緒にペンを持ち、ミミズがはうような字で体温を書いた時は、先生に「パパ、つかれてるのかな?」と心配して下さったこともありましたね。
連絡帳を読むのが楽しみな一方、書くことがつらかったこともあります。
朝食欄には、「毎日同じものを食べさせて」と先生に思われるのが嫌で、
「パン」を「トースト」や「食パン」。
「ソーセージ」を「ウインナー」や「フランクフルト」と言い換え。
「卵ごはん」を「玉子ごはん」「たまごごはん」と書き換えるなど、せこい事をして参りました。
色々な想いのある連絡帳ですが、どうしても先生にお伝えしたい事があり、こうして筆をとった次第です。
昨年の夏頃だったでしょうか。
ある日の連絡帳で、散歩中クラスのお友達が立ち止まり動かなくなってしまったところ、
娘が「どうしたの?いっしょにあるいてあげよっか?」「◯◯しよっか?」と
声をかけたところ、お友達の気持ちが切り替わってまた一緒に歩き出した、という
事が書いてありました。
娘がイヤイヤ期に入ってからの対処法の一つとして、
また自分の気持ちをちゃんと伝えられるようになるための練習として、
意識的に「できるだけ気持ちを汲み取って選択肢を提示する」という事をしてきました。
これは多分に親バカだと自覚しておりますが、
連絡帳は家庭での子育てを映す鏡だと思ったことと、
それ以上にそうした姿を目に留めてくれて、連絡帳に書いてくれる先生方に
とてもとてもありがたい気持ちになりました。
連絡帳は保育園と家庭での出来事を伝え合うことはもちろん、
保育園での子育ての方針を感じ、それを家庭で受け取って活かしたりするような、
紙面でのやり取り以上の大切さがあったなぁと思います。
これからは娘が自分の口で保育園で出来事やその時々の気持ちを伝えてくれるよう、
陰に陽にでしゃばりすぎぬよう働きかけていければと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・という感じで、連絡帳についての熱い思いや悲喜こもごもを記した記事を下記にまとめておきましたので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
みなさんの連絡帳を書く参考になったら嬉しいです。
以上、親バカが最前線からお伝えしました。
*『保育園の連絡帳はワシが書きたいんや!』
*『スラムダンクで振り返る、娘の連絡帳てん末~魚住編』
*『娘の鉛筆の持ち方が、「グー持ち」から変わった理由』
*『連絡帳は保育士の力を知るツール』
*『テストの点数だけで子供を評価しないために。』