テストの点数だけで子供を評価しないために。
先日、保育園の保育参観と面談に行って来たのですけども。
そこでショッキングな事実を知りました。
毎晩楽しみにしている保育士さんからの連絡帳が、3歳児クラスになってからはなくなるのだそうです。
直接確かめた訳ではないので真偽はともかく、
連絡帳がなくなるという事から、娘がこの先大きくなっていくに連れ、
親が子の家庭外における成長や様子を知る手段について考えてみたのでポストしておきます。
連絡帳がなくなるという事から、娘がこの先大きくなっていくに連れ、
親が子の家庭外における成長や様子を知る手段について考えてみたのでポストしておきます。
最近、娘の発話量が増え、これまでは「パパ、だいすき」のような二語文がマックスだったのが、
「パパ、いっしょに、ねる」という三語文が出たり、時に四語文で発話のフルコンボが繰り出される時もあり、
日々その成長に驚き、感謝しているところです。
とはいえ、それが娘と私との会話の中で成り立つのは稀で、
「今日、保育園で何して遊んだの?」
と聞いても、正確に答えることはありません。
そのため、娘がどのように園で過ごしているか、といった事は、保育士さんが書いてくれる連絡帳や、送り迎えの時に保育士さんと交わす会話で聞く事になります。
これまで幾度かポストしてきましたが、保育士さんが連絡帳を事細かに書いてくれるおかげで、娘の園での様子が本当によくわかります。
では、娘が小学校に上がってからはどうでしょう?
おぼろげですが、小学校の連絡帳の内容は主に「時間割、持ち物メモ」で、先生が生徒の様子を書くようなものではなかったように記憶しています。
保育園の時のような連絡帳がなくなった時、学校での成長や様子を知るための手段は、大きく3つになると思います。
・テスト、通信簿
・家庭訪問や参観会後の面談
・子供からの情報(会話や日記)
■学校での様子を知るための2つのポリシー
子供の学校での様子、成長を知る手段として、保育園と最も異なるものはテストと通信簿でしょう。
極端な話、数値をが子供の学力として、成長を評価する上でのわかりやすい指標となります。
この数値で測るという点が保育園の連絡帳と最も異なる点ですが、それについて論ずることがこのポストの目的ではありません。
今回、子供の成長や様子を知る手段を考えるにあたって、思い出したのがわが家の2つのポリシーでした。
1つは通信簿について。
もう1つは日記について、です。
まず、通信簿について私の両親が、
「通信簿で見とるのは、教科の五段階評価よりも、ココやでぇ」
と、常に言っていたのが、教師が生徒の自由記入できる「所見」欄でした。
(通信簿のフォーマットによって「学校から」や「備考」と表記する等、名称は異なるようです)
(通信簿のフォーマットによって「学校から」や「備考」と表記する等、名称は異なるようです)
この所見欄には各学期の生徒の様子、――頑張っていたこと、成長したところ等の良い点や、「来学期はここを頑張ろう!」といった励まし、指摘など、一学期の様子を通じて教師が感じたことが書かれています。
そしてもう一つのポリシーが、日記を書くことでした。
で、
この日記を書くことが学年が上がるにつれ、私には億劫で仕方なく、
この日記を書くことが学年が上がるにつれ、私には億劫で仕方なく、
「今日は〇〇〇をした」という事実ばかりを書いていると、両親から
「その事についてどう思ったのかとか、それで何をしたのかといったことを書かなあかん」
と言われたものです。
■点数だけで子供の成長、学校での様子を評価しないために
この2つのポリシーに共通するのは、テストや通信簿の五段階評価には現れてこない、子供の学校での様子を知るための手段であるという点です。
通信簿の所見欄には先生からの。
日記にはわが子からの。
保育園の連絡帳では毎日知ることのできた子供の様子が、小学校に入ってからは家庭訪問、参観会後の面談、そして通信簿の所見欄でしか知ることができなくなります。
そうすると、会話や日記などの手段で子供に伝えてもらう他ありません。
(※念のためですが、これは子供が学校で何をしているのか気になって、心配で夜も寝られない!とか過干渉の要求から出ているものはありません)
そうした時、子供が書く日記においては、「どんな事があったのか」という事実 だけでは不十分で、やはり、それについて「どう感じたか」「どう考え(行動し)たか」が大事になってくると思うのです。
(※ちなみに、両親がこのような考えで、このポリシーを持っていたのかは確かめた事がないので定かではありません)
出来事に対してどう感じたのかといった心や頭の働きは、学力と同じくらい重要でありましょう。
もちろん、日記が苦手な子供もいるでしょうから(現に私は億劫で仕方なかった)、日記以外の手段で子供が伝えられるようにしておいた方が良いでしょう。
会話ならば、子供が親に話しやすい雰囲気をつくる。
子供が話せる時間帯に帰宅する、など。
そんな環境やライフスタイルを、けっこう意識しないといけないのだなぁと、まだ数年後のことを妄想して考えた次第です。
出来事に対してどう感じたのかといった心や頭の働きは、学力と同じくらい重要でありましょう。
もちろん、日記が苦手な子供もいるでしょうから(現に私は億劫で仕方なかった)、日記以外の手段で子供が伝えられるようにしておいた方が良いでしょう。
会話ならば、子供が親に話しやすい雰囲気をつくる。
子供が話せる時間帯に帰宅する、など。
そんな環境やライフスタイルを、けっこう意識しないといけないのだなぁと、まだ数年後のことを妄想して考えた次第です。
(娘がすすんで日記を書くかどうかはわかりませんが・・・)
※なお、保育士の妻によると、3歳になれば自分で園で起こったことを話せるようになるし、娘が通っている保育園では毎日の園での様子を記した日誌を園内の掲示板で貼りだしているから、それで確認するんじゃない?という事でした。
なるほど、3歳児であれば、それは可能でしょうし、「今日は保育園で〇〇したよー」という言葉はそれだけで成長を感じる部分なので、この時期はそれで良いのだと思うのです。
※なお、保育士の妻によると、3歳になれば自分で園で起こったことを話せるようになるし、娘が通っている保育園では毎日の園での様子を記した日誌を園内の掲示板で貼りだしているから、それで確認するんじゃない?という事でした。
なるほど、3歳児であれば、それは可能でしょうし、「今日は保育園で〇〇したよー」という言葉はそれだけで成長を感じる部分なので、この時期はそれで良いのだと思うのです。
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