2018/07/20

高崎線の四人ボックス席で帰るプロジェクト

(前口上)
家が行田にあるかぎり
東京に会社があるかぎり
乗らねばらぬ高崎線
一人孤独な帰り路(じ)の
友を探して幾星霜
聴いていただきましょう
『高崎線の友探し』!



上野発の下り列車 のった時から
高崎線は酒の香(か)が
北へ帰るおやじ達は 誰も無口で
プルタブあく音 きいている
四人がけのボックス席に乗り
噫気の音(ね)が聴こえ 泣いていました
ああ 募る共に帰るひと


2018/07/19

世界のロボット大会で見せた、小中学生のプロジェクト力に瞠目せよ!

2017年からプロジェクト工学勉強会を始め、その間『予定通り進まないプロジェクト』を出版して以降、イベントやコンサル活動を通じて数多くのプロジェクトを見聞きしてきました。
多くのプロジェクトは、当初描いていた計画通りに進んではおらず、その理由は様々あります。

  • プロジェクトを進める上で、人材や社内環境など十分なリソースを会社が与えてくれない。
  • メンバーの中にプロジェクトの進行を妨げるような「外敵」がいる。
  • ボトルネックとなっている課題に対して良いアイデアが出てこない。

こうした問題や想定外はプロジェクトに付き物であり、これらに遭遇してからがプロジェクトであると言っても過言ではないと思いますが、これらが原因でプロジェクトは頓挫・炎上していくこともまた事実です。

プロジェクトとは未知を含む活動であり、未知のない活動とはルーチン業務です。ルーチンにはマニュアルがありますが、プロジェクトにマニュアルはありません。

プロジェクト工学勉強会では、参加者の皆さんのプロジェクトを「プ譜」(プロジェクトが進む過程を将棋の棋譜のように可視化したもの)に書き起こすというアクティビティがあります。このプ譜をつくる題材は現実のプロジェクトだけでなく、古今東西の歴史上の出来事の他、マンガや小説も題材になります。
(参考 『宇宙兄弟から学ぶ、これからの時代のリーダーシップとは』

プロジェクトという再現性の低いものだからこそ、様々なプ譜をアナロジーを発揮して見聞きすることで、自身のプロジェクトに活かすことのできる教訓やアイデアを引き出すことができます。

今回ご紹介するのは、小中学生のロボットプロジェクトですが、「子どもだから」とはとても侮れない大人顔負けの、否、大人でもなかなか成し難いプロジェクトのプ譜です。

2018/07/18

GoogleHOMEは、子どもの「なんで?」に答えてくれるのか?

GoogkeHOMEやAlexaなどに代表されるスマートスピーカー。
別名AIスピーカーとも呼ばれるこのガジェットを買うかどうか、発売以来ずっと迷っている。

私は子育て中の親のTwitterアカウントを多くフォローしているが、こんなツイートが散見されて、「ほぉ、これは便利ではないか」と思うのだ。




2018/07/15

リアル「ミッケ!」をつくる

何か素晴らしいモノゴトを見聞きしたり、手先や身体を動かして体験したとして、それを実際にマネゴトからでも、小さくでもやってみるまでのハードルというのは、とても高い(溝が深い)です。

仮に、1.0が「読む、見る」だとして、2.0が「やってみる」とした時、1.0と2.0の間に橋をかけてあげる必要があります。

橋は本人が自分でかけられる場合もあるし、他者がかけてあげる場合もあります。

本来は、それをやってみたい!という抑えきれない思いによるものが一番だと思いますが、いきすぎないお膳立て(それをキッカケというのか、ヒントを与えるというのかはわかりませんが)もあっていいのではないかと思います。

それはさておき。

2017年6月~9月に、国立西洋美術館で「アルチンボルド展」が開催されていました。
知人のアトリエスタ、伊藤史子さんが親戚のお子さんを連れていった後、自宅でアンチンボルドピザをつくったのだと見せてくれました。

アンチンボルド展に行ったら、ふつうはその絵を描かせるように思います。

それを、アンチンボルドの人物像は野菜で構成されているから、実物の野菜を使い、それを食べられるピザにしたというのが本当に素晴らしいと感じました。

2018/07/13

筋のいい質問によって、できるだけ少ない手数で正解にたどり着く

プロジェクトというものは、「自分の考えが適切かどうかを世の中や環境に問うていく行為」だと考えることがあります。
なにがなんだかよくわからない未知なるものに対して、それを問題としてどう表現できるか。
そんな力を、アーネ(6歳)に育むために行っていることの一つに、「質問をつくれるようになる」があります。

こまつなのナゾナゾ ~子どもは自ら作問することで理解を深める
2016年9月(4歳)

娘との3択クイズ遊びがイヤなんだが、“問題を選択式に置き換えら”れるようになるのは大事。
2017年7月(5歳)

この3択クイズをしていた頃、私が昼食に何を食べてきたかクイズも始めました。

2018/07/11

『なんで?プロジェクト』を始めます。

物事の「なぜ」を知るまで人は納得しない ―アリストテレス


アーネ(現6才)が4才頃から発し始めた「なんで?」が気になって以来、記録できた「なんで?」は159になりました。
(参考 4歳娘が「なんで?」と質問したこと100選 )

アーネが発した「なんで?」には、様々なものがあり、大人からすれば当たり前のようなことであっても、知ってるようで実はよくわかっていなかったり、答えは知っていてもその理由や構造などを理解していなかったりするものがたくさんあります。

子どもの「なんで?」には、そうした大人が知らないうちに持ってしまった前提、固定概念、慣習、スキーマを、疑い、覆し、バラしていく力があります。

それは、あらゆるイノベーションが起きる源泉だと考えます。

子どもが発した「なんで?」をキッカケに、大人はイノベーションのヒントを得ることができます。
言い方を換えれば、子どもが「なんで?」と問うことのできる力を育むことは、子どもが将来イノベーションを起こす可能性を拡げることになります。

また、子どもが感じた「なんで?」には、行動を起こさせる力もあります。
(参考 「問い」は「行動」を起こすためのエンジン 


『なんで?プロジェクト』は、こうした子どもの「なんで?」を写真やビデオ、テキストで記録します。
それを親子間に留まらず、世のなかの人びとや企業と共有することで、イノベーションのヒントを得たり、私たちの暮らしをより良くしていく活動につなげたりすることに活用します。

そして、なんで?と感じたことを、観察し、問いを立て、行動し、振り返り、また新たな問いを立てることの楽しさ、その方法を子どもに伝えていきたいと考えています。

2018年度は、埼玉県が開催する子ども向けイノベーションワークショップイベントに出展。
11月10日(土)に大宮ソニックシティ(さいたま市)。11月25日(日)にウエスタ川越で、「なんで?」を写真を撮って集めるワークショップを開催します。
子どもたちが撮った「なんで?」は、その対象となるモノやコトをつくったり、売ったり、使ったりしている企業や団体に届け、2019年3月に子どもと大人がそれらの「なんで?」について問い、考え、交流するカンファレンスも行います。

この『なんで?プロジェクト』を始めるにあたり、そのプレイベントを、2018年7月29日(日)に、本プロジェクトに協賛してくださる富士フイルムイメージングシステムズ(株)のワンダーフォトショップで開催します。
今、子どもを育てていて、子どもの「なんで?」に興味をもっていたり、可能性を感じたりしている方がいらっしゃいましたら、一度参加してみませんか?

イベントの詳細・お申込みは下記よりご覧頂けます。

http://nande.ws/


2018/07/10

子どものピアノ練習が楽しくなる「パピプペポ作戦」

2018年6月5日に、「2021年大学入試改革で変わる、伸ばしたい子どもの力とは?」と題した勉強会を、ドコモ・イノベーションビレッジで開催しました。
この勉強会のテーマが「フロー」だったのですが、ピアノの練習を嫌がるアーネ(6歳)に私が行っていることが、ゲストの学びの道研究所代表の池田哲哉さん(幼児教育におけるフロー研究の第一人者)に「それ、フローに入らせてますよ」と言って頂いたので、ご紹介致します。

名づけて、「パピプペポ作戦」です。

  • パ パは外国人先生役
  • ピ アノばあさん
  • プ リンセスピアノ選手権ごっこ
  • ペ ネロペコンサートごっこ
  • ポ ピュラー音楽まぜる作戦