2018/04/19

アートプロジェクトから学ぶ、プロジェクトの評価方法と記録の重要性

システム開発など狭義のプロジェクトマネジメント以外の分野。或いはプロジェクトマネジメントとは呼んでいないものの、「プロジェクト」っぽいことが行われている分野の方に、そのプロジェクトの進め方についてインタビューする自主企画の第2弾。
今回は、地域に密着したアートプロジェクトのリサーチを実施しながら、アーカイヴや評価プロジェクトのコーディネートと普及業務に従事している熊谷薫さん(アーカイヴ・コーディネーター/アートマネージャー)にお話を伺ってきました。


最初に、「アートプロジェクト」の特徴について整理します。

2018/04/17

華道から学ぶ、プロジェクトの進め方の要諦

先日、石草流いけ花の奥平祥子さんにお会いし、拙著『予定通り進まないプロジェクトの進め方』を献本しました。


奥平さんとは数年前にイシス編集学校で同門になって以来、一度お会いしただけでしたが、本書を書き終えた後で、どうしても聞いてみたかったことがありました。

それは、華道とプロジェクトの共通点です。

プロジェクトを取り巻く状況、相対する環境というものは、静的なものではありません。時々刻々と変化するものです。また、自分が実施した施策によっても、それらは変わっていきます。(※プロジェクト工学の第二法則「プロジェクトにおいては、こうあれかしと考えて立案した施策が、想定を超えた結果をもたらす」)
また、会社でしかるべき予算を充て、メンバーを集めてチームを組んでプロジェクトを進めることは、そう何度もできません。失敗したらもう一度最初からやり直し、はきかない。

2018/04/13

男だらけのプ譜花見感想戦レポート*○・*○・

2018年4月12日、プロジェクト工学会の「プ譜花見感想戦」を開催しました。
後藤洋平さんとの共著『予定通り進まないプロジェクトの進め方』のレビューを書いて下さった方限定の会は、プロジェクトについての疑問や想い、考えが熱く交わされる非常に充実した会になりました。
まずは、当日の模様を動画でご覧下さい。



建設、印刷、IoT、クラウドシステム、飲食、動画、出版、webメディアなど、各業界からプロジェクトマネージャー或いはプロジェクトに取り組んでいる方々が一堂に会しました。
会ではドリンク、オードブルを楽しみつつ、以下のような話題で盛り上がりました。
  • 受託ビジネス中心で生きてきた企業では、ほとんどがルーチンワーク。そうした環境下でプロジェクトを進めていくのは容易ではない。
  • ルーチンで生きてきた人々にとって、まったく新しいプロジェクトは、経験や知識がないため、攻めの姿勢を取れない。
  • 自分の知らないことを任せられない。マイクロマネジメントをしたがる。
  • そうした姿勢でいると、プロジェクトの進展性は狭まる。小さくなってしまう
    (但し、決められたものを、決められた納期にキッチリ納めるタイプのプロジェクトは上記には当てはまらない)
  • 未知のプロジェクトでは、その成否の判断基準をつくることのできる人間がいない。責任を取りたがらないことの裏返しでもある。
  • 『予定通り進まないプロジェクトの進め方』は、本を出そうという目標を持ったことがなかった。裏がえすと、本を出すという目標を持っていたら、本は出せていなかった気がする。
    (これを受けて)
  • プロジェクトのゴールをあえて厳密に設けず、プロジェクトを進めていく中で育てていくというようなプロジェクトがあってもいいのではないか。
  • プロジェクトが最終的にどう進むかわからないが、会社で予算を取って行う以上、ゴールは必要。しかし、そのゴールは変化する可能性が高く、従ってそのプロジェクトの成否は事後的にしか判断されない。


他にも色々な議論が交わされていますが、酔っ払ってしまってメモしそびれてしまいました、スミマセン。

こうした議論で盛り上がった後は、自身が取り組んでいるプロジェクトのプ譜を作成し、感想戦を実施。



利害関係がなく、客観的な視点から。或いは自身の経験や持っている知識、情報から、感想を述べ、お役立ち情報やアイデアを提供し合いました。
プロジェクトの都合上、それらのプ譜は公開できませんが、滅多に得られない他者の感想は、貴重なものになったのではないかと思います。

私も携帯を破損し、レンタルスペースの照明とエアコンを消し忘れ、帰りの電車を乗り過ごして一時間かけて歩いて帰宅するほど熱中し、非常に充実した時間を過ごしました。

プロジェクトについて含蓄のある発言を連発した青木さん。


『予定通り進まないプロジェクトの進め方』出版のトリガーとなってくれた時田さん。



大企業を飛び出し大チャレンジをしている栗原さんと、『予定通り進まないプロジェクトの進め方』の編集をしてくれた栗村さんの、栗栗コンビ。最中と日本酒のおみやげ、ありがとうこざいます。


新しいプロジェクトを自ら興し、進めようとしている清野さん。


キッチンで腕を振るう清水さんと、調理の仕方をアドバイスする竹下さん。


まじでパスタ美味しかったです。ご馳走さまでした。

写真がイマイチですが、本当に美味しかった

盟友後藤さん。



それぞれの経験、知識、人脈が共鳴し、引き出され、プロジェクトの課題解決に一筋の光明をもたらしたり、ビジネスにつながりそうな出会いもありました。
感想戦を行なってフィードバックを受けるだせでなく、こうした創発が起こることは、まさに想定外(とてもいい意味で)。

ここに集まった方はもちろん。来られなかった方々とも、またこの感想戦をやりましょう。


みなさんのプロジェクトがうまく進むことを心から祈っています。

ちなみに、うまく進める方法は、ここにあります。
(まだ買ってない人は、買ってね)


2018/03/31

娘が小学生になるまでの6年間で、学んだこと大全(未完)

アーネが来月から小学生になります。
このブログ記事はアーネの誕生後(夫婦の育児情報共有サービスで起業したとき)から書き始めました。
その間、アーネの言動や行動に驚き、感心しながら、実にたくさんのことに気づかされ、学ばされました。その気づき、学びは子どもを育てることにも、私の仕事にも、とても役立っていますが、役立つということ以上に私を成長させてくれたと、強く感じています。
そこで、小学校に上がるのを機に、これまでアーネがどのようなものを与えてくれたのかを、振り返ってみることにしました。


2018/03/30

予期していなかった書籍出版が、予定通り進まなかった話

2018年3月に、後藤洋平さんとの共著、『予定通り進まないプロジェクトの進め方』を刊行しました。

そう。

刊行したのですが、こういう本を出したいと思ったことは一度もなく、宣伝会議さんから出版のオファーを2017年11月に頂き、翌12月に正式決定してから、年末年始休暇を返上しての執筆を経てのスピード出版。

しかしその裏というか内実というか、出版にいたるまでにはいくつもの偶然と、細い糸を数年来つむいできた歴史があります。
今日はそうして出会った人々に感謝しながら、本ブログを読んでくださる奇特な皆様にも、そのエピソードを紹介したいと思います。


2018/03/29

勉強会レポート「働き方改革を”業務の効率化””生産性の向上”の視点で考え、実践する」

2018年3月27日に、ドコモ・イノベーションビレッジにて、『働き方改革を”業務の効率化””生産性の向上”の視点で考え、実践する』と題した勉強会を開催しました。


この勉強会は、2月1日に開催した、『働き方改革のルル三条 ~ツール編 課題別のツール紹介、導入・運用方法のナレッジを、西海岸の風にのせて』という、かぜ薬のCMのような、フレンチレストランのタイトルのような勉強会の後編という位置づけで実施しています。

2018/03/23

第5回 プロジェクト工学勉強会 書籍刊行記念回レポート

2018年3月2日に、ドコモイノベーションビレッジで、プロジェクト工学の書籍『予定通り進まないプロジェクトの進め方』の刊行記念として、第5回プロジェクト工学勉強会を開催しました。

 

今回は、これまでのアンケートで要望の多かった、「歴史的な出来事や、映画・マンガなどを例にプ譜をつくる」ワークを行いました。