連絡帳は家庭での子育てを映す鏡

自分たちの何気ない言動や仕草、行為などを2歳半になる娘が口にし、見せることで、「子供は親を映す鏡」という言葉の正しさを感じる日々ですが、保育園の連絡帳で同じような経験をしましたので、メモしておきたいと思います。


先週末の夜、帰宅して連絡帳を開き、当日の娘の様子欄に書き込まれた内容を読んでみると、以下のようなことが書かれていました(※以下要約)。
今日は公園に散歩に行きました。園に帰る途中で●●ちゃん(娘のクラスメイト)が「もう歩かない!」とストライキを起こして一歩も動きません。そこで■■ちゃん(娘)がやって来て、「じゃあさ、 ■■ちゃんが手をつないであげよっか」と声をかけました。すると●●ちゃんの気分が変わったのか、「うん!」と言って一緒に手をつないで帰りました。

私がハッとしたのは、娘の「じゃあさ、○○○○○しよっか」という部分です。

以前、こちらのエントリーでも書いたのですが(『イヤイヤ期から逃げずに向き合う10の方法』)、娘のイヤイヤ期に際して、「選択肢を与える」「次のタスクを提示する」「了解を得る」など方法をとっていました。

これらの方法のうち、「選択肢を与える」「次のタスクを提示する」といった対応をとる時の私の口癖が、「じゃあさ(ぁ)」なのです。

この日の連絡帳を見て、私たちの日々の娘への接し方が娘の立ち居振る舞いに現れ、それが人の役に立ったことが嬉しく、それを保育士が見ていて連絡帳にしたためてくれるという事に、改めて娘の通う保育士と保育園に感謝した次第です。


よろしければ、こちらの連絡帳関連のエントリーもどうぞ。
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