図書館で自分が借りるとのと、パパが行って借りてきてもらうのはちがうんだよな~

アーネ(8才)は小学校一年生のいつ頃からだったか、本を読むのが大好きになりました。

「本がいちばんの友だち」と言って、学校に友達がいないんだろうかと親を心配させたり。
「一週間に一回、ううん、一か月に一回でいいから、本だけ読んでていい日をつくってよ」とリクエストしてきたり。

学校の図書館では、なぜか週に一回、一冊しか借りられないので、毎週もしくは隔週で、市の図書館で10冊借りてきます。
図書館には土日に行きますが、あるときアーネに用事があったかなにかで図書館に行けなかったので、パパが代わりに行って、アーネが好きそうな本や、読んでいるシリーズものの本を借りてこようかと提案したところ、こう言われたのです。

「図書館で自分が借りるとのと、パパが行って借りてきてもらうのはちがうんだよな~」


ブログのタイトルにしたこの言葉に続けて、

「図書館でどんな本が読みたいかな~って探したいんだよねぇ」

と言ったのを聞いて、最近そんな本の探し方をしていないことに気づきました。

私の場合はプロジェクトについて参考になる本や、子どもの発達や学びについての本を読むことが多いですが、それがどうもamazonのレコメンドで出てくる関連書籍系列のものが多くなっているような気がします。
それはそれで興味を引かれるけれど、それじゃあアーネの言うようになんだかつまらない。

以前、アーネが図書館で借りてきた本を選んだ理由をたずねたとき、「本と目が合ったから」と表現したことがありました。(『書店で本と「目が合った」ことある?』
そんな出会いを、自分はずいぶんやっていないなぁ、と。

幸い、私のTwitterには自分が最も関心を抱いているジャンル以外の書籍についてツイートされている方々がいて、ある意味その方々がいるタイムラインが私にとっての図書館になっているように思います(図書館というか司書なんでしょうか?)。

そうしたTwitter界のみなさんに感謝しつつ、図書館や書店の価値について考えながら、間もなく2019年を終えます。

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