【質疑応答リスト公開中】サブスプ勉強会第5回ブログレポート

2018年12月4日に、サブスプ勉強会のまとめ回を開催しました。


本勉強会は、同年9月からシリーズで行ってきており、サブスクリプションビジネスのKPIマネジメント、カスタマーサクセス、コミュニティマーケティング、コンテンツマーケティングと回を重ねてきました。本勉強会の開催背景や、これまでのブログレポートは下記のURLよりご覧下さい。

http://kodomonogatari.blogspot.com/search/label/subscription

まずは、ここまでの勉強会にご登壇頂いた皆様に感謝の意を捧げつつ、あらためてブログをご覧のみなさまにご紹介致します。

第1回のKPIマネジメントのゲスト講師は、林直幸さん。


BtoBのインターネットサービスで、Salesforce、マーケティング・オートメーション、カスタマーサービス支援システムの導入や部門を横断したデータマネジメント、オペレーション戦略などさまざまなプロジェクトの企画立案、マネジメントを担当。現在は、モバイルアプリのBtoB部門で、CRM、営業戦略を推進する。
2017年9月からnoteに執筆。「身の回りの出来事を図解したりフレームワークや原理原則に照らして言語化する」をテーマに不定期で更新。わずか3記事目でTwitterトレンド入りするなど話題を呼ぶ。(https://note.mu/naoyuki884)


第2回、カスタマーサクセスは、奥村 祥太郎さん。


バーチャレクス・コンサルティング株式会社
執行役員
事業戦略策定、CRM戦略策定、ビジネスプロセス改善、システム導入、運用立ち上げ、アウトソーシング活用検討などの案件に従事。現職では自社の経営戦略/企画、事業企画、他社とのアライアンス、新規ソリューション開発等を担当しつつ、戦略/企画・システム・アウトソースを横断的にサービス提供するようなバーチャレクスならではの案件や、マーケティング領域の案件を中心に、実際のプロジェクトにも従事。

バーチャレクス・コンサルティングさんは、カスタマーサクセスのバイブルであろう『カスタマーサクセス』の翻訳社でもあります。



第3回、コミュニティマーケティングのゲスト講師は、高橋遼さん。


株式会社トライバルメディアハウス
マーケティングデザイン事業部 ゼネラルマネージャー/チーフコミュニケーションデザイナー
1983年生まれ。鳥取県出身。広告会社を経て、2010年にトライバルメディアハウスへ参画。企業のマーケティング戦略構築、プロモーションプランニングおよび実行に従事。これまでに大手航空会社、ファッションブランド、スポーツブランド、化粧品ブランド、飲料メーカーなどを担当。著書に『熱狂顧客戦略』。



第4回、コミュニティマーケティングは、時田 信太朗さん。


静岡県出身。2011年、外資系SIerに入社し、基盤系エンジニアとして開発を経て、SBクリエイティブに転職後、WEBメディア「ビジネス+IT」でメディア運営、コンテンツ制作全般に携わる。
2017年7月にスマートキャンプに参画。SaaS比較プラットフォーム「ボクシル」への集客を主目的としたSaaS比較メディア「ボクシルマガジン」およびビジネスリーダー向けメディア「Beyond(ビヨンド)」創刊編集長として統括。メディアのコンテンツ制作の責任者としてメディア戦略の策定からチーム体制の構築、コンテンツ企画・執筆・編集に従事。2017年7月から2018年8月にかけてPV数を4倍にグロース(130万PV→500万PV)。


そして、今回、数少ないカスタマーサクセスの実践・成功ナレッジをお持ちの企業として、Benchmark Japan カントリーマネージャーの林 良亮さんにもご登壇頂きました。


今回の勉強会は「まとめ回」ということで、過去4回の内容を120分中、20分ほどで振り返りつつ、残りの時間を、ご登壇されたみなさんのテーマ毎にテーブルをつくり、勉強会応募時に送って頂いた質問を中心に、その場に応じた質疑応答・ディスカッションをして頂くという方法を採りました。



そして、この質問タイムを1ラウンド20分(名刺交換やテーブルの移動時間を考慮して、計約30分)として、3ラウンド回すというタイムスケジュールを組みました。





このようにすると、少なくとも3テーマは自分の行きたいテーブルに着けますが、もし残りの2テーマについても質問したかった場合、泣く泣く取捨選択をしなければなりません。そうした機会損失を防ぐべく、本勉強会では参加者のみなさんに一つご協力をお願いしました。

それは、各テーブルで交わされた質疑応答を記録して頂くというものです。

色々なセミナーに行きますと、シューベルトの魔王を弾くピアニストも真っ青の速さでタイピングする方を見かけますが、そのスキルをおのが為だけでなく、この場に来たみんなのために使って頂けませんか?というお願いをしました。
そうしてご協力頂いてできあがったのが、下記の質疑応答リストです。


https://docs.google.com/spreadsheets/d/12fG3UaoEflHTOzo7fcEEEdd82DIaWZM2HRSlGdBmgbo/edit#gid=1231783645

質疑を記録して頂いたみなさま、本当にありがとうございます!!


この方法は、娘のアーネ(7才)とジージョ(3才)が大好きな『HUGっとプリキュア』の「マザーハートスタイル」という強化フォームで、キュアアムールが「ワンフォーオール!」、キュアマシェリが「オールフォーワン!」と掛け声を出していたのを見て思いつきました。

ウソです、すみません。

サブスクリプションビジネスを進めていく上で、「こんな施策が効果的」、「こういう時にこれをやると逆効果」、「ビジネスの初期フェーズでこの施策は意味がない(逆もしかり)」といったノウハウは、
まだま世に出ている実践例が少ないと思います。そうした状況に本リストを少しでも役立てば嬉しい限りですが、ここで記載された質疑応答の内容は、あくまで個別具体的なものです。

ここで出ている知識を、自らのサブスクリプションビジネスに活かせるようになるためには、ビジネスの目的に対して、各種施策のツジツマが合うようにする必要があります。
そこで有効なのが、プロジェクトの進め方を可視・構造化した「プ譜」で表現することですが、ご興味を持って頂けるようであれば、第1回のブログレポートをご覧頂ければ幸いです。


本勉強会の今年のプログラムは終了しますが、来年以降も「コミュニティと仮想通貨」、「Zoomなどオンラインツールを活かしたコミュニティマネジメント」などのテーマで開催を予定しております。
みなさんのサブスクリプションビジネスが進むことを祈念しております。取り急ぎ、現場からは以上です!

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