娘に「すぐに泣いたらアカン!」と言ったら「泣いちゃうんだよぉ!」と返された。
2歳9か月になる娘は、最近自分の気に入らない事やうまくいかない事があると、本当によく泣きます。
先日、あまりに泣きわめくので、
「すぐに泣いたらアカン!」
と怒ったら、
「泣いちゃうんだよぉ!」
と返されてしまいました。
この返答がなんというかショッキングで、思わず「ごめんなぁ」と謝りました。
娘は言葉が達者なほうですが、冷静に考えればまだ十分に自分がなぜ泣いたのかという理由をちゃんと伝えられるはずがありません。
怒られた事に対して泣くでもなく「ギャー!」と叫ぶでもなく、「泣いちゃうんだよぉ!」と言わせてしまった自分を反省したのです。
この出来事があった数日後、Child Research Netの「幼児がネガティブな感情を表した時、保育者がどのような働きかけをしているのか調査した研究」という記事を見ました。
(※以下抜粋)
この対処法は今の娘にはまだ早いように思いましたが、少なくとも頭ごなしに「泣くな!」と言うよりは遥かに良いことと思います。
これまでの娘との会話から、娘が少しずつ簡単ではありますが自分が泣いた理由を言えるようになったり、空気を察することができるようになってきたことを私は知っています。
でも、心と体が成長し、目にする物事や心に抱く感情が増えれば、今自分が持っている語彙では追いつかないことの方が多いでしょう。
これは子供にとっては非常に難易度が高いというか、ストレスフルな事ではないでしょうか。
2013年10月に『子どもは何歳から泣いた理由を言えるの?』というエントリを書きましたが、その頃から比べれば語彙は増えたとしても、まだまだ自分の心の動きを説明する言葉も、考え方の整理も難しいことでしょう。
保育士の妻曰くこの時期の子供は
「まだ、言葉と心のバランスが合ってない」
のだそうです。
この言葉を胸に、もう少し辛抱づよく、娘の気持ちを慮って相対したいと思います。。
先日、あまりに泣きわめくので、
「すぐに泣いたらアカン!」
と怒ったら、
「泣いちゃうんだよぉ!」
と返されてしまいました。
この返答がなんというかショッキングで、思わず「ごめんなぁ」と謝りました。
娘は言葉が達者なほうですが、冷静に考えればまだ十分に自分がなぜ泣いたのかという理由をちゃんと伝えられるはずがありません。
怒られた事に対して泣くでもなく「ギャー!」と叫ぶでもなく、「泣いちゃうんだよぉ!」と言わせてしまった自分を反省したのです。
この出来事があった数日後、Child Research Netの「幼児がネガティブな感情を表した時、保育者がどのような働きかけをしているのか調査した研究」という記事を見ました。
(※以下抜粋)
幼稚園で3歳児がネガティブな感情を表出した際に、保育者(教師)が実際にどのような働きかけをするのかを観察した研究がある(平林, 2010)。3歳児が「泣き」「怒り」などネガティブな感情を表出した場合、保育者は、まず感情表出の理由を尋ね、状況やトラブルの相手の意図や気持ちを把握した上で、それを幼児にわかりやすく説明し、解決法を示すことが多かった。保育者は、ネガティブな感情の表出を頭ごなしに抑制するのではなく、幼児の気持ちを認めた上で、「泣き」「怒り」を表出しなくても、言葉や行動で解決できることを教えるものであった。このような保育者の働きかけは、感情のコーチング(emotion coaching)とも呼ばれるものである(Gottman, 1997)。幼児は自分の感情に向き合い、それを適切に調整し、直面している問題を解決できるようになる。そして、いずれは、保育者の手助けがなくても、幼児自身で感情調整ができるようになっていくのである。
この対処法は今の娘にはまだ早いように思いましたが、少なくとも頭ごなしに「泣くな!」と言うよりは遥かに良いことと思います。
これまでの娘との会話から、娘が少しずつ簡単ではありますが自分が泣いた理由を言えるようになったり、空気を察することができるようになってきたことを私は知っています。
でも、心と体が成長し、目にする物事や心に抱く感情が増えれば、今自分が持っている語彙では追いつかないことの方が多いでしょう。
これは子供にとっては非常に難易度が高いというか、ストレスフルな事ではないでしょうか。
2013年10月に『子どもは何歳から泣いた理由を言えるの?』というエントリを書きましたが、その頃から比べれば語彙は増えたとしても、まだまだ自分の心の動きを説明する言葉も、考え方の整理も難しいことでしょう。
保育士の妻曰くこの時期の子供は
「まだ、言葉と心のバランスが合ってない」
のだそうです。
この言葉を胸に、もう少し辛抱づよく、娘の気持ちを慮って相対したいと思います。。