娘と遊べないパパ。孫娘と遊べないおじいちゃんへ。~父の日に寄せて

二歳半になる娘は人見知りが激しく、特に大人の男性が苦手です。それは私を除く親族であっても同じで、父方とは母方の祖父にもなかなか懐くことがなく、義父に至っては2階から降りてくる足音にもビクッとしていたそうです。(※そうです、と言うのは妻が実家に帰る時、私はたいてい自宅に残っているため。)
そんな娘を連れて、今年のゴールデンウィークに三重に帰省して以降、義父にも「ジィジ、ジィジ」と懐くようになりました。
今回は娘が義父にも懐くようになった理由についてメモっておきたいと思います。



ゴールデンウィークに帰省した際、私は日中は『mogcook』の仕事があったため娘の世話を両親に頼んでいたのですが、男性が苦手な娘でも母がいれば大丈夫だろうと思っていた所、母が食事の準備をしている間、近所の小学校の遊具で父と二人でしっかり遊んできたとのこと。
父に「泣かなかった?」と聞くと、「全然。余裕さぁ」と返されました。

これ以降、1才5ヶ月の頃に父と出会った時は大好きなお菓子に釣られない限り、頑として父に近づこうとしなかった娘が、よく懐くようになったのです。
その後帰京して、妻の実家に行き義父に会った時も、冒頭述べたとおり「ジィジ、ジィジ」と懐き、姿が見えなくなると「「ジィジは?」と周りにたずねるようになりました。


■娘との接し方がわからない?迷わず行けよ。

父は小学校教員を定年まで勤めあげており、基本的な性格として子煩悩だったと思います。それは我が子や生徒に限らず、レストラン等で近くに幼児がいれば、幼児が泣いてもいないのに唇をブルブルッと鳴らして「バァッ!」とあやしにいくので、

(人の子供にちょっかい出すなよなぁ、恥ずかしい・・・)

と思っていました。
(私は実際に遭遇したことはありませんが、娘と出かけた時に知らないおじちゃんがベロベロバーとあやしにきたら、かなり警戒する気がします。。)

そうした子供の、子供の親の気持ちを慮っているのかいないのか、自分があやしにいって泣かれたらどうしよう…、というような恐れが、父には多分ありません。
先日、保育園の保護者会で「パパが娘とどうやって遊んでいいかわからないので、遊びにいってもすぐ帰ってくる」という悩みを聞いたのですが、そうした事について父はまったく屈託がありません。

娘の成長もあろうと思いますが、こうした父の娘への働きかけが、娘が父や義父になつくキッカケになったのではないかと感じた次第です。


最後に、異性である娘への接し方がわからない、泣かれたらどうしようと困っているパパやおじいちゃんに二つの名言を送って本稿を終えます。




迷わず行けよ、行けばわかるさ。




Don't think.FEEEEEEEEEEEEEL!!




■余談だが
イクメンとかイクジィとかのワードができるはるか前から父はそんな存在で、学校が終わって帰宅すると、籐製の乳母車に赤ん坊の頃の私を乗せて街を練り歩いていたらしく、生徒やその保護者からついたあだ名が「子連れ狼」だったらしい。

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