電車旅行で2歳児を飽きさせない車内遊び

2014年4月26日、27日の休日を利用して、娘(2歳5カ月)と二人で東京から実家の三重県紀伊長島まで旅行しました。


出発地の南阿佐ヶ谷駅から目的地の紀伊長島駅まで、地下鉄(30分)→新幹線(1時間50分)→特急列車(2時間10分)と乗り継いで、おおよそ4時間50分の旅になりました。

ちょいと渋谷までお出かけ~、くらいの気楽さで出かけてしまったため、退屈しのぎのアイテムは絵本1冊とオヤツだけ。

この間、電車に飽きて絵本に興味を示さず、「おりる~」とグズった娘をあやすのに行った方法を記録しておきますので、今週末からゴールデンウィークのお出かけに繰り出す皆さんの参考にして頂ければ嬉しいです。
(※お子さんの性格、成長によって個人差はあるので、あくまでご参考まで。。)

1.電車の座席のテーブルでパソコンごっこ

お子さんがノートパソコンを知っていれば、座席のテーブルを下ろして疑似パソコンとして、
「カタカタカタッ!」とキーボードを叩いてやると、けっこう喜びました。
飲み物を置くくぼみは叩けば「プップー」とか意表を突くことをすると、なお効果的です。



2.座席のテーブルロックを自分で開閉させる

これはNo1に飽きた後に行うと良いでしょう。カチャカチャ楽しそうに開け閉めしています。
(前の座席の型のご迷惑にならない程度に。。)



3.デッキに貼ってあるポスター等で、子供の名前を探すゲーム

お子さんが自分の名前をひらがなやカタカナで知っていたら、デッキに貼ってあるポスターや車両案内、注意書きのステッカー等に記載されている文字から、自分の名前を探すゲームがおすすめ。
(これが一番時間をつぶせました。ずっと抱っこなので疲れますが。。)



4.ピクトグラム探しゲーム

座席のテーブルに表示されているトイレやゴミ箱のピクトグラムを見せておいて、デッキに出た時に各所に表示されているピクトグラムを見つけるゲームです。
「小人さん探ししよっか」等と言ってお子さんがノってきたら・・・、


デッキに出てピクトグラムを見つけて、
「あったー!」と大はしゃぎしましょう(笑)



5.洗面室の鏡に写る自分たちの姿を、カーテンで開け閉めして一人かくれんぼ


6.レバーを倒して座席を倒したり起こしたり。
「ウィーン、ガチャ」とやると大喜びです。
※但し、後ろに人がいない時に限る。


7.多目的室に逃げ込む

新幹線の11号車には体の不自由な方が優先して利用できる多目的室がありますが、授乳や着替え等にも使えます。
グズってどうしようもない時の第一の逃げ場はデッキになりますが、最終手段として多目的室がある事を覚えておくと気が楽になると思います。

ここではオムツを替えて、少しの間過ごしました。

行きの電車では物珍しさもあり、娘もあまりグズりませんでしたが、帰京する車内ではさすがに飽きるのが早く、実家から持たされたおもちゃやオニギリがとっても役に立ちました。 
やはり、お子さんのお気に入りのおもちゃや絵本等があれば、いくつか持参されるのが良いと思います。

「新幹線」「子ども」「飽きさせない」でググると、色んなアイデアが載っていて参考になります。


ちなみに、帰りの地下鉄では隣に幼稚園の先生が座っていて、眠気と疲れでグズる娘の相手をしてくれて本当に助かりました。
余談ですが、ルフトハンザドイツ航空では機内での急患発生時に対応してくれるよう、自社マイレージ会員に加入している医師に、自己申告による登録を依頼しており、5000マイルをプレゼントしているそうです。
同じように、保育士さんなど子供をあやす事に慣れている方々にこうした特典を差し上げて、安心して移動ができるサービスがあっても良いのではないでしょうか。


最後に、紀北町の今の季節の写真をご覧頂いて本稿を終えたいと思います。

今日も長島の海はのどか。

魚町(うおまち)の街並み

紀北町は海と山に囲まれて、
イチゴ狩りもできて、

娘も大満足!!
お出かけする皆さんも、よい旅を!
(あと、紀北町もいい所です)

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