自治体のオープンデータを使って、ゴミ出し目覚ましアプリを作ってみる

一昨年、企画書作って塩漬けになっていたものが出てきたので、ブログに出しとこうと思います。

◆アプリタイトル:
目覚ましゴミアプリ(仮称)

◆自治体におけるゴミ回収、区民のゴミ出しにおける課題
・市民が回収時間を過ぎてもゴミを出す
・指定日とは違う種類のゴミを出す
・決められた方法でゴミを出さない

上記の課題を、市民の困りごとに置き換えると、こうなります。

・ゴミ回収時間までに起きられない(時間)
・ゴミを捨てる日がわからない(曜日)
・ゴミをどうやって捨てていいかわからない(方法)

そこで、以下のようなコンセプトを立てました。


ゴミを出す 「時間」 「曜日」 「方法」 の 課題を解決できるアプリを作ろう。




◆主要機能
1.目覚まし機能
 ユーザーの居住地に合わせて、ゴミ収集される曜日の目覚まし時計がセットされます。

2.ゴミの出し方検索機能(ジャンル別)
 可燃、不燃、資源ごみなどのジャンルから、該当するゴミの種類と出し方が検索、閲覧できます。

3.ゴミの出し方検索機能(50音別)
 ゴミの50音別に該当するゴミの種類と出し方が検索、閲覧できます。

4.ゴミ出しカレンダー機能
 各地域別の収集日と曜日が閲覧できます。


上記機能の内、2~4はなんてことのないモノですが、このアプリのチャームポイントは1の目覚まし機能です。

自治体のゴミ収集パターン(曜日と時間)は面積や収集方法にもよると思いますが、某区では10数パターンしかありません。
そのため、市民の居住地域を入力すれば、居住地域に対する収集パターンを設定する事ができます。
このデータを活用する事で、ワンクリックで目覚ましを設定できるようになります。



目覚ましが鳴って、「今日は燃えるゴミの日かぁ」という事がわかったら、そのまま「燃えるゴミの日」に出して良いゴミがわかれば、まぁ便利じゃないのかなぁという機能です。



自治体オープンデータ使おうぜという機運が高まっている今日この頃ですが、
こういうアプリのテンプレートを沢山作っておいて、所定の項目を入力すると、
こうしたアプリがどこでもサクッと作れるようになるといいですな。


実際に作ってみたいぞ、というご相談は下記までお問合せ下さいませ。
takaho78@gmail.com


*自治体オープンデータ関連の記事はこちらもどうぞ:
『自治体のオープンデータを使って『子供の病気予防アプリ』を考えてみた』

このブログの人気の投稿

子どもがよろこぶ「おはなし」の作り方

【著者解説動画有】『プ譜』とは何か?概要とテンプレートを紹介します。

高崎線の四人ボックス席で帰るプロジェクト 後編