問題に脊髄反射しない ~クリスマスリースのモール問題より
二学期が始まって以降、夏休みの間に育てたアサガオのツルを使い、
図工と生活の授業時間に、クリスマスのリースをつくるという活動がありました。
制作が佳境を迎えようとしていたある火曜の夜。
仕上げに必要なモールをまだ買っていないことにアーネが気づきました。
水曜日に図工。木曜日に生活の授業があります。
アーネは、水曜の図工の時間でリースづくりが終わってしまうと言って泣きそうになったものの、
本当に水曜の図工の時間で活動が終わるのかがわかりません。
木曜日の生活の授業で完成させるのかも知れない。
もうモールを買えるお店の営業は終わっている時間だったので、アーネにこうしようと提案しました。
- 明日、先生に「リースづくりは水曜の図工で終わりか」聞く。
- 水曜で終わりじゃなかったら安心する。
- その間に、モールはパパかママが買っておいてあげる。
- 水曜で終わりだったら、後でモールを学校に持ってきて、つけていいか聞く。
- OKだったら、モールを昼休みなどの時間に飾りつける。
- ダメだったら、家に持ち帰ってきてから飾りつける。
アーネはこれに納得して翌日学校に行き、リースづくりは水曜で終わりではないことを確かめ、
私と妻がそれぞれ違う種類のモールを買ってくるというラッキーな出来事になりました。
●何か問題があっても、それを脊髄反射で致命的なものと受け止めない。
●じっくりゆっくり周りの状況をたしかめる。
●「こうなりたい」という姿になるための方法をいくつか考える。
●その順番を整理する。
●そうして色々考えて手を打てば、いいことが起こる(かも知れない)。
そんな教訓を得て、親バカが最前線からお伝えしました。