チキンナカタ(中田鶏肉店)さんのブースに行ってきました。地方銀行フードセレクション2018

2018年10月23日、24日に東京ビッグサイトで「地方銀行フードセレクション2018」が開催されました。その名の通り、全国の地方銀行が、これはと目利きした食品関連企業が軒を連ねる展示会なのですが、ここに知人の中田直希さんが出展しておられたので、おじゃましてきました。

その時のブース動画がこちらです。




中田さんの鶏肉は、「紀州うめどり」というブランドで、以下のような特徴があります。

  1. 紀州の梅酢を飼料にしている。
  2. 梅酢効果で免疫力と抵抗力が上がり、病気になりにくい。
  3. 地鶏のように赤い肉で、皮や内臓や骨も色つやピカピカ。
  4. 梅酢効果でコクがあり適度な弾力がありつつ、やわらかく臭みがない。

さらに素晴らしいのは、地域の風土的な特徴が存分に活かされているというところです。
具体的にいうと、和歌山県の名産品である南高梅をつくると、梅の汁が残ります。その汁を土中に埋めたり海に流したりせず、電気分解して梅塩と梅酢に分け、その梅酢をうめどりの餌に混ぜます。(ちなみに、梅塩のほうはチキンナカタさんがつくる総菜に使われる。う~ん、ムダがない!)
梅酢を食べたうめどりには上述の特徴がでるわけですが、うめどりは良質の鶏糞をだし、その鶏糞は乾燥させ肥料にすることができます(発酵鶏ふん堆肥「ふっかふか」といいます)。この肥料が梅の木の栄養分となり、梅がなって・・・というふうに、循環型農業ができあがる。

わが家も注文してみましたが、うめどりでつくった唐揚げはふっかふかでたいへん美味しかったです。


二月にはスーパーマーケットトレードショーに出展されるということなので、気になった方はぜひお問合せ頂くか、会いにいってみて下さい。

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