多様性が出てきた、地元や地方と関わる働き方
先日、地元の商工会に映像制作ワークショップを実施するため東京から1泊2日で出張しました。
去年、地元の知人と企画、立ち上げた離乳食事業「mogcook(モグック)」のアルバイトとして1週間仕事をしました。
地元に帰省をするのではなく、仕事をするというのは本当にうれしいものです。
両親と一緒に過ごせる。
満員電車に乗らなくていい。
大勢のスマホを見て歩いてくる人をよけずに済む。
作業に煮詰まったら海辺に出てリフレッシュできる。
近くにコンビ二がないので余計な小銭を使わずに済む。
18:30までに夕飯が食える。
朝、時間があったら山にも登りにいける。釣りにも行ける。
(まぁ地元の自然環境や就業時間によって、上記の限りではありませんが。)
こういう地方出身者で東京で働きながら、地元での生活を望む人は少なからずいると思います。
最近は「地域おこし協力隊」に代表されるように、
「地元ではないが地方で働く」
「何かしら地方に関わりたい」
という人、活動が多く見られるようになってきたようです。
■多様性が出てきた地方での働き方、地方との関わり方
期間の長短や期限の有無、移住の有無によって内容(関わり方)は様々ですが、以下のようなスタイルがあります。
●マルチワーク
移住型。
『【島根県海士町】地域暮らしの新しい働き方「マルチワーカー」とは | 灯台もと暮らし』
記事では、本業はカメラマンで、時期によってブリの水揚げ仕事をするなど人手を多く要する仕事を掛け持ちする事例が紹介されています。
(※どうでもいいんですが、このマルチワークというは、東京で劇団員をしながら、コンビのバイト等を掛け持ちする人向けに、求人情報誌が「ダブルワークOK」と書いているの何か違うんでしょうか。)
●プロボノ(Pro bono)
非移住型。
各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。
個人が自主的に行うものと、会社自体が支援しているものがあり、個人が自主的に行う場合は本業に影響が出ないように、等の条件があるそうです。
パラレルキャリアという訴え方もあるそうな。
※参照
『都市にいながら地方と関わるパラレルキャリアをはじめませんか?「東北オープンアカデミー」が、現場をめぐり、議論し、地方から日本の未来を探るフィールドワーク参加者を募集中
●会社が地方支所を作る
期間限定移住型。
ブロードバンドが整備され、空港からのアクセスもいい地方に拠点を設けてそこに社員を一定期間移住させる。
※参照
『東京で働くのは「無理だと思った」――徳島県の“田舎”で働くITベンチャー、Sansan社員に働き方を聞いてみた』
●Jターン
移住型。
Uターンが地元出身者が大都市に出て地元に戻るスタイル。Iターンが都市部から地方に移住するスタイルだったのに対し、Jターンは地方から大都市へ移住した者が、生まれ故郷の近くの(元の移住先よりも)規模の小さい地方大都市圏や、中規模な都市に戻り定住する現象を言うのだそうです。
●例外
私の知人に静岡に移住して週3~4日は地元作業、1日は本社のある東京に出向くという勤務スタイルを勝ち取ったツワモノもいます。
色々な地方と関わる働き方が出てきていますが、地方出身で、東京で仕事をしていて、娘が保育園児という状況の私が望むのはこんなスタイルです。
・今の自分の仕事、職能で以て地元に仕事を作る。
・その仕事で利益が出るようにして、その仕事に関わり続ける。
・月に数回か半分かは地元で仕事≒生活できるようにする。
・最終的に地元に帰る
その仕事の立ち上げ、運営に自分が必要とされる仕事を作れば、東京で所属する会社もに金が入り、その仕事に必要な交通費などの諸経費も負担してもらえます。
(宿泊代は実家に泊まればいいので不要)
冒頭に挙げた働き方と比較すれば、「プロボノ以上、移住未満」といったところでしょうか。
仕事の創り方、お金の出所は色々方法がありますが、何はともあれその仕事の企画書を書き、地元の会社や役所と所属する企業に営業提案することから始める必要があります。
(ちなみに私は実際にそうして冒頭の仕事をしてきましたが、遠隔で関わり続けることの難しさなどから、残念ながら大きな利益を出す所まで進んでいません)
で、このスタイルを独り身ではなく子供を連れて実現しようとすると、保育園はどうするんだっけ?住民サービス、住民税、住民票は?という事を考えざるを得ない訳ですが、今のところ住民票の二重登録はできないので、二拠点生活の場合の税金から調べてみようと思います。
(ぶっちゃけ、東京の今いる所よりも地元の方が愛着は強いわけで、選挙や地域コミュニティ活動などのコミット度も高くなるだろうと思うんだ。。)
去年、地元の知人と企画、立ち上げた離乳食事業「mogcook(モグック)」のアルバイトとして1週間仕事をしました。
紀北町(旧紀伊長島)、長島湾の遠景 |
地元に帰省をするのではなく、仕事をするというのは本当にうれしいものです。
両親と一緒に過ごせる。
満員電車に乗らなくていい。
大勢のスマホを見て歩いてくる人をよけずに済む。
作業に煮詰まったら海辺に出てリフレッシュできる。
近くにコンビ二がないので余計な小銭を使わずに済む。
18:30までに夕飯が食える。
朝、時間があったら山にも登りにいける。釣りにも行ける。
(まぁ地元の自然環境や就業時間によって、上記の限りではありませんが。)
こういう地方出身者で東京で働きながら、地元での生活を望む人は少なからずいると思います。
最近は「地域おこし協力隊」に代表されるように、
「地元ではないが地方で働く」
「何かしら地方に関わりたい」
という人、活動が多く見られるようになってきたようです。
■多様性が出てきた地方での働き方、地方との関わり方
期間の長短や期限の有無、移住の有無によって内容(関わり方)は様々ですが、以下のようなスタイルがあります。
●マルチワーク
移住型。
『【島根県海士町】地域暮らしの新しい働き方「マルチワーカー」とは | 灯台もと暮らし』
記事では、本業はカメラマンで、時期によってブリの水揚げ仕事をするなど人手を多く要する仕事を掛け持ちする事例が紹介されています。
(※どうでもいいんですが、このマルチワークというは、東京で劇団員をしながら、コンビのバイト等を掛け持ちする人向けに、求人情報誌が「ダブルワークOK」と書いているの何か違うんでしょうか。)
●プロボノ(Pro bono)
非移住型。
各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。
個人が自主的に行うものと、会社自体が支援しているものがあり、個人が自主的に行う場合は本業に影響が出ないように、等の条件があるそうです。
パラレルキャリアという訴え方もあるそうな。
※参照
『都市にいながら地方と関わるパラレルキャリアをはじめませんか?「東北オープンアカデミー」が、現場をめぐり、議論し、地方から日本の未来を探るフィールドワーク参加者を募集中
●会社が地方支所を作る
期間限定移住型。
ブロードバンドが整備され、空港からのアクセスもいい地方に拠点を設けてそこに社員を一定期間移住させる。
※参照
『東京で働くのは「無理だと思った」――徳島県の“田舎”で働くITベンチャー、Sansan社員に働き方を聞いてみた』
●Jターン
移住型。
Uターンが地元出身者が大都市に出て地元に戻るスタイル。Iターンが都市部から地方に移住するスタイルだったのに対し、Jターンは地方から大都市へ移住した者が、生まれ故郷の近くの(元の移住先よりも)規模の小さい地方大都市圏や、中規模な都市に戻り定住する現象を言うのだそうです。
●例外
私の知人に静岡に移住して週3~4日は地元作業、1日は本社のある東京に出向くという勤務スタイルを勝ち取ったツワモノもいます。
色々な地方と関わる働き方が出てきていますが、地方出身で、東京で仕事をしていて、娘が保育園児という状況の私が望むのはこんなスタイルです。
・今の自分の仕事、職能で以て地元に仕事を作る。
・その仕事で利益が出るようにして、その仕事に関わり続ける。
・月に数回か半分かは地元で仕事≒生活できるようにする。
・最終的に地元に帰る
その仕事の立ち上げ、運営に自分が必要とされる仕事を作れば、東京で所属する会社もに金が入り、その仕事に必要な交通費などの諸経費も負担してもらえます。
(宿泊代は実家に泊まればいいので不要)
冒頭に挙げた働き方と比較すれば、「プロボノ以上、移住未満」といったところでしょうか。
仕事の創り方、お金の出所は色々方法がありますが、何はともあれその仕事の企画書を書き、地元の会社や役所と所属する企業に営業提案することから始める必要があります。
(ちなみに私は実際にそうして冒頭の仕事をしてきましたが、遠隔で関わり続けることの難しさなどから、残念ながら大きな利益を出す所まで進んでいません)
で、このスタイルを独り身ではなく子供を連れて実現しようとすると、保育園はどうするんだっけ?住民サービス、住民税、住民票は?という事を考えざるを得ない訳ですが、今のところ住民票の二重登録はできないので、二拠点生活の場合の税金から調べてみようと思います。
(ぶっちゃけ、東京の今いる所よりも地元の方が愛着は強いわけで、選挙や地域コミュニティ活動などのコミット度も高くなるだろうと思うんだ。。)