オープンデータを活用したら、娘がオリンピック選手になって地域も活性化したという妄想

もう昨年の話ですが、オープンデータとスポーツに関する2つのイベントに参加しました。

オープンデータは、『第2回LODチャレンジデー オープンデータAPI活用アイデアソン(統計編)~統計オープンデータをつないでどんなことができる?~』に。

LODの時の写真。


スポーツは、『スポーツ新産業創出促進シンポジウム~体験・経験を通じて楽しむ! スポーツ新市場~』です。




かねてから、自治体が所有するデータを活用して、暮らしを豊かに便利にするというテーマが私にはあって、杉並区の保育園検索マップを作っていたことからオープンデータには関心がありました。
(参考:『杉並区保育園検索マップを企画、公開しました。』

また、スポーツをするのも見るのも好きで、大学時代には趣味が高じてサッカーサークルの季刊誌を作っていた事や、本シンポジウムがITによるスポーツ会の新産業創出がテーマでもあったので、興味半分、仕事半分で参加しました。


スポーツシンポジウムには元オリンピック選手の為末大さんがパネラーとして参加されており、
以下のような趣旨の発言をされていたのが気になりました。

曰く、

「今の子供たちの中から、マイナー競技の人口などのデータ分析して2020年にオリンピック選手になれる、みたいな事できるんじゃないか」

という事です。

この発言が気になったのは、LODチャレンジデーにおいて私の娘が統計データを活用したスポーツ系サービスを使っていった結果、オリンピック選手になることができた、という未来妄想ストーリーを発表したからです。

という訳で、そのストーリーの概要を以下にまとめておきます。

こんな感じで発表してきた。

【2012年】
・娘6歳
・大きくなって手狭になった家から、戸建購入を考えており引越し先を考え中。
・引越しに当たり、丈夫な子供に育ってほしいと考えていたため、
 『地域別の子供の体力測定データから、丈夫な子供に育つランキング』という(架空の)サイトを見つけた。
・結果、ランキング上位にあった千葉県某町に家を建てることにした。


【2014年】
・娘8歳
・引っ越した先の土地は広々としていて、外で遊べる環境が豊か。
・野原や海岸などで飛んだり跳ねだりして遊んだ結果、子供の体力値が向上した。
・ある日、引っ越した先の町、偶然、「セパタクロー」をしている人たちを見かけ、娘が興味を持ち、
 やりたいやりたいと言い出した。
・そこで、『地域別で盛んなスポーツ検索サイト』という(架空の)サービスを使って、セパタクローの教室を探した。
・すると、引っ越した某町がセパタクローが盛んで、競技人口が日本で最も多く、本場で学んだ人から直接教えてくれる教室があることも知った。
・で、娘をその教室に入れてみた。


【2018年】
・娘12歳
・めきめきと頭角を現した娘だが、セパタクローの競技人口が少ないため、県外にも試合に行かなければならない。
・でもどこで大会が開催されているかわからなかったので、『全国スポーツ大会開催情報】という(架空の)サイトを調べ、対外試合に遠征しまくった。


【2019年】
・娘13歳
・対外試合を続けた結果、注目されオリンピック候補選手に選ばれる。
・目立ちたがり屋の娘のため、セパタクローのようなマイナースポーツに興味をもってもらう、『各スポーツのスーパープレーやルール集』という(架空の)サイトを作った。
・同サイトのおかげで、セパタクローに興味を持つユーザーが増加。


【2020年 東京オリンピック開催】
・娘14歳
・セパタクローの選手として参加。
・なんと金メダル獲得!
・最年少のセパタクローメダル獲得選手として超注目される。


【2022年】
・最年少でメダルを獲得した選手を輩出した町として注目され、セパタクローの競技人口と共に、町も発展しましたとさ。



青字で書いたサイト、サービスは架空のものですが、政府や自治体が所有している情報や、現在Webに散らばっている各種情報、Webに上がっていないけど関係団体が所有している情報をマッシュアップしていく事で実現可能なものです。

ドラゴン桜のように、オリンピック出場という目標を立ててそこから逆算し、必要なデータを集めてクリアーしていくドラゴン親子が出てきたら、、、すごいですね。。




・・・親の根回しより、子供のセンスと子供が楽しくやれる方が大事だと思いますが。。

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