Skypeでジィジとバァバと話す時に欲しいもの。
娘の成長を田舎の両親にたっぷり見せるため、大いなる期待をもって始めたスカイプ。
なぜか、いつの間にやら、やらなくなって、
結局写真やフォトブックを送り、動画をFacebookで限定共有する所に落ち着きつつある。
・・・いったい、何がいけなかったのでしょうか?
今回のエントリでは、いけなかった理由と、その改善策を検討したいと思います。
■ビデオ通話の喜びは束の間。
私の実家は三重県紀北町というところにあって東京駅から約4時間かかります。
1才10か月になる娘を連れて、又は両親がその距離を度々やって来るわけには行かず、これまで娘と私の両親が顔を合わせたのは4回しかありません。
その間、娘の成長の様子を写真にして送ったり、動画をFacebookにアップして両親に見せてきましたが、やはり直接コミュニケーションを取らせてあげたいもの。
そこで、この夏Skypeをダウンロードし、両親とのビデオ通話を行うことにしました。
当時、娘は1才7か月。
おしゃべりはせいぜい2語を組み合わせられる程度で会話はまだできませんが、保育園で覚えてきた「キラキラ星」や「しゃぼん玉飛んだ」等の曲をたどたどしく歌ったり踊ったりできるようになっています。
父はハーモニカが得意。
父のハーモニカに合わせて、娘がキラキラ星を歌う。
これには両親も大喜びするだろう!
そんな事を考えながらSkypeを始めたのですが。。
こんなシーン、数十秒ともたなかったわ!
・・・スタートはまぁ良かった。
画面に映し出される両親が。
私が、
「おーい、じぃじとばぁばやで~!」
と連呼して手を振るものですから、娘もつられて手を振ります。
両親はとても喜びます。
さぁ、次はキラキラ星!
事前に示し合せることなどなかったのですが、
私が「き~ら~き~ら~ひ~か~る~♪」と最初の音頭を取ると、
父がすぐさまハーモニカを取り出してメロディーを奏で始めます。
でも、1歳7か月の娘は気まぐれで。
何もしゃべらない時もあれば、
ただただ黙々とかっぱえびせんだけを食ってる時もあるんですよ。
美味しそうに食べればいいものの、仏頂面で食べるうえに、うんともすんとも言わない。
その時の、
つまらなそうな両親の顔。
何かしゃべられせたい私の焦り。
腰骨あたり首筋にかけて妙な熱さがこみあげてきて、冷や汗が流れてきます。
こうして、うまくいかないスカイプに、まず母が離脱。
次に娘が離脱。
そして、残されたのは父と私。
その後も何度かスカイプしましたが、母はアマテラスオオミカミが天岩戸に閉じこもるがごとく、画面に出て来てくれません。。
■ビデオ通話を楽しく成立させる2つのアイデア
このビデオ通話の難しさの要因は、何と言っても「リアルタイム」にあります。
写真やFacebookにアップした動画であれば、両親は自分の見たい時、見たいシーンを、自らコントロールして見る事ができます。
一方、ビデオ通話は相手の反応がなければ成立しません。
リアルタイム、ライブで娘を見ているのに、
一言もしゃべらずポリポリポリポリ仏頂面でかっぱえびせんを食べている孫の顔を見続ける等、誰が望みましょう。
この問題を解決するにあたって思いついたく二つのアイデアが以下です。
1.テレビ番組のような構成をつくる
2.コミュニケーションするためのエフェクト
--------------------------------------------------------------------------
1.テレビ番組のような構成をつくる
これはビデオ通話を始める前に、予めざっくりとしたシナリオと小道具などのブツを用意しておくということです。
このアイデアはこちらの方のブログが参考になりました。
『マリアテレジアの独り言』 ~ 孫たちとじじばば・・・Skypeおしゃべり♪♪♪♪
このブログの中で、ブログ主さんのお子様が、じじばばとSkypeをする際に、
ばばが教えてくれたグラタンの作り方をまとめた紙の表を見せ、
勉強している算数ドリルや漢字の練習帳を見せ、
おばあちゃんへのプレゼントと称してお絵かきを見せているそうです。
これは良いですね。
会話が行き詰ったら、次のネタを出せる。
乳幼児期の娘には上記の芸当は荷が重いですが、娘がくいつくブツを用意しておくのと、
話す内容を準備しておくのは助かると思います。
また、IBMがテレコン英会話用に小冊子を作っているのですが、
ビデオ通話のメリデメや心構え(つまんな時も覚悟せよ、的な)、声は大きくハッキリしゃべりましょうといった基礎基本を学べるものがあると良いかも知れません。
http://www-06.ibm.com/businesscenter/jp/hitoiki/pdf/telecon_eng.pdf
でもさ~、そんなネタを用意してまでコミュニケーションを取る必要あるのかな~と、思わないでもありません。。
2.エフェクト
次にあったらいいなと思うのが、画面上にイラストや音声などのエフェクト機能です。
イメージはこんな感じ↓
ムテ吉とか
これはMosoというビデオの録画(Webカメラを使用)や編集をリアルタイムででき、エフェクト(音楽、効果音、グラフィクス、テキストなど)を加えられるソフトがありましたが、それのビデオ通話用があれば良いと思うのです。
娘の場合、コッシ―やムテキチ等のテレビ番組キャラクターや、なみすけ等の自治体ゆるきゃらが好きなので、そうしたエフェクトを出してやれば娘の注意をひくことは難しくないでしょう。
って、探していたらGoogle+であったわ。
『Google エフェクト』
Google エフェクトを使うと、ハングアウト中の顔に帽子やひげを付けて遊べるのだそうです。
・・・まぁ、ビデオ通話は相手の顔が見えてしまう分、会話が行き詰った時に電話と違って「・・・じゃあ、またね」と切りにくかったり、沈黙が電話よりも耐え難いので、しゃべり続ける必要があることがそもそものツラさの原因なのだと思うのですが。
わが家の娘の年齢的にスマートエデュケーションはまだいいから、スマートコミュニケーションのソリューションを出してほしいものです。
ちなみに、祖父母側からの過度のSkype要望による「Skype疲れ」という症状があるそうですが、幸いわが家にはこの問題は起きていません。
(むしろちょっとは起きて欲しいくらいだわ!)
みなさんはどうやって離れて暮らすご家族とコミュニケーションを取っていらっしゃいますか?
(良いアイデアや事例をお持ちでしたら、ぜひ教えて下さい!!)
なぜか、いつの間にやら、やらなくなって、
結局写真やフォトブックを送り、動画をFacebookで限定共有する所に落ち着きつつある。
・・・いったい、何がいけなかったのでしょうか?
今回のエントリでは、いけなかった理由と、その改善策を検討したいと思います。
■ビデオ通話の喜びは束の間。
私の実家は三重県紀北町というところにあって東京駅から約4時間かかります。
1才10か月になる娘を連れて、又は両親がその距離を度々やって来るわけには行かず、これまで娘と私の両親が顔を合わせたのは4回しかありません。
その間、娘の成長の様子を写真にして送ったり、動画をFacebookにアップして両親に見せてきましたが、やはり直接コミュニケーションを取らせてあげたいもの。
そこで、この夏Skypeをダウンロードし、両親とのビデオ通話を行うことにしました。
当時、娘は1才7か月。
おしゃべりはせいぜい2語を組み合わせられる程度で会話はまだできませんが、保育園で覚えてきた「キラキラ星」や「しゃぼん玉飛んだ」等の曲をたどたどしく歌ったり踊ったりできるようになっています。
父はハーモニカが得意。
父のハーモニカに合わせて、娘がキラキラ星を歌う。
これには両親も大喜びするだろう!
そんな事を考えながらSkypeを始めたのですが。。
こんなシーン、数十秒ともたなかったわ!
・・・スタートはまぁ良かった。
画面に映し出される両親が。
私が、
「おーい、じぃじとばぁばやで~!」
と連呼して手を振るものですから、娘もつられて手を振ります。
両親はとても喜びます。
さぁ、次はキラキラ星!
事前に示し合せることなどなかったのですが、
私が「き~ら~き~ら~ひ~か~る~♪」と最初の音頭を取ると、
父がすぐさまハーモニカを取り出してメロディーを奏で始めます。
でも、1歳7か月の娘は気まぐれで。
何もしゃべらない時もあれば、
ただただ黙々とかっぱえびせんだけを食ってる時もあるんですよ。
美味しそうに食べればいいものの、仏頂面で食べるうえに、うんともすんとも言わない。
その時の、
つまらなそうな両親の顔。
何かしゃべられせたい私の焦り。
腰骨あたり首筋にかけて妙な熱さがこみあげてきて、冷や汗が流れてきます。
こうして、うまくいかないスカイプに、まず母が離脱。
次に娘が離脱。
そして、残されたのは父と私。
その後も何度かスカイプしましたが、母はアマテラスオオミカミが天岩戸に閉じこもるがごとく、画面に出て来てくれません。。
■ビデオ通話を楽しく成立させる2つのアイデア
このビデオ通話の難しさの要因は、何と言っても「リアルタイム」にあります。
写真やFacebookにアップした動画であれば、両親は自分の見たい時、見たいシーンを、自らコントロールして見る事ができます。
一方、ビデオ通話は相手の反応がなければ成立しません。
リアルタイム、ライブで娘を見ているのに、
一言もしゃべらずポリポリポリポリ仏頂面でかっぱえびせんを食べている孫の顔を見続ける等、誰が望みましょう。
この問題を解決するにあたって思いついたく二つのアイデアが以下です。
1.テレビ番組のような構成をつくる
2.コミュニケーションするためのエフェクト
--------------------------------------------------------------------------
1.テレビ番組のような構成をつくる
これはビデオ通話を始める前に、予めざっくりとしたシナリオと小道具などのブツを用意しておくということです。
このアイデアはこちらの方のブログが参考になりました。
『マリアテレジアの独り言』 ~ 孫たちとじじばば・・・Skypeおしゃべり♪♪♪♪
このブログの中で、ブログ主さんのお子様が、じじばばとSkypeをする際に、
ばばが教えてくれたグラタンの作り方をまとめた紙の表を見せ、
勉強している算数ドリルや漢字の練習帳を見せ、
おばあちゃんへのプレゼントと称してお絵かきを見せているそうです。
これは良いですね。
会話が行き詰ったら、次のネタを出せる。
乳幼児期の娘には上記の芸当は荷が重いですが、娘がくいつくブツを用意しておくのと、
話す内容を準備しておくのは助かると思います。
また、IBMがテレコン英会話用に小冊子を作っているのですが、
ビデオ通話のメリデメや心構え(つまんな時も覚悟せよ、的な)、声は大きくハッキリしゃべりましょうといった基礎基本を学べるものがあると良いかも知れません。
http://www-06.ibm.com/businesscenter/jp/hitoiki/pdf/telecon_eng.pdf
でもさ~、そんなネタを用意してまでコミュニケーションを取る必要あるのかな~と、思わないでもありません。。
2.エフェクト
次にあったらいいなと思うのが、画面上にイラストや音声などのエフェクト機能です。
イメージはこんな感じ↓
ムテ吉とか
これはMosoというビデオの録画(Webカメラを使用)や編集をリアルタイムででき、エフェクト(音楽、効果音、グラフィクス、テキストなど)を加えられるソフトがありましたが、それのビデオ通話用があれば良いと思うのです。
娘の場合、コッシ―やムテキチ等のテレビ番組キャラクターや、なみすけ等の自治体ゆるきゃらが好きなので、そうしたエフェクトを出してやれば娘の注意をひくことは難しくないでしょう。
って、探していたらGoogle+であったわ。
『Google エフェクト』
Google エフェクトを使うと、ハングアウト中の顔に帽子やひげを付けて遊べるのだそうです。
・・・まぁ、ビデオ通話は相手の顔が見えてしまう分、会話が行き詰った時に電話と違って「・・・じゃあ、またね」と切りにくかったり、沈黙が電話よりも耐え難いので、しゃべり続ける必要があることがそもそものツラさの原因なのだと思うのですが。
わが家の娘の年齢的にスマートエデュケーションはまだいいから、スマートコミュニケーションのソリューションを出してほしいものです。
ちなみに、祖父母側からの過度のSkype要望による「Skype疲れ」という症状があるそうですが、幸いわが家にはこの問題は起きていません。
(むしろちょっとは起きて欲しいくらいだわ!)
みなさんはどうやって離れて暮らすご家族とコミュニケーションを取っていらっしゃいますか?
(良いアイデアや事例をお持ちでしたら、ぜひ教えて下さい!!)

