「ジョジョ」で振り返る、私の育児サポート

先日、1歳4か月になった娘の保育園入園が決まりました。
入園が決まると、10枚ほどの入園に必要な書類を記入することになります。

私は娘の誕生以降、極力家にいる時間を多くして、育児をサポートしてきたという自負がありましたので、この入園書類をパーフェクトに書き上げることで、娘の入園を一つの区切りとして有終の美を飾ることができると思い、ひそかに書類をコピーして自分で書いてみることにしました。


■こんだけやってきたんだもの。大抵答えられるハズだ!

一連の書類には、

・普段の食事、睡眠、排泄などの生活状況、
・身長、体重等の発育経過や予防接種の受診状況、
・これまで食べてきた食材の種類やアレルギーの有無


といった記入項目があります。



さっそく、これまでの私の育児サポートの成果を見せつけてやりましょう。
さぁ、問題たちよ、かかってきなさい!



歩き始めた年月齢?
食事の時間帯ぃ?

問題として貧弱、貧弱ぅ!


食べてきた食材の種類?
こんなことで筆は止まらないぞ


便の回数と硬さ?


こんなもの、すべて即答だぜェ!



もっと答え甲斐のある問題はないのかぁ?





よ、予防接種・・・だと・・・?
た、たしか四種ではなく三種だったように思うが。。

わ、わからん。
いつ、何を受けたのか、何一つわからない・・!
(というか、そもそも予防接種に行ったことがない!)

つ、次!




身長と体重・・・、思い出せない・・・!
洗濯物を畳んだり、毎朝の着替えはオレがやっているから、わかっていると思っていたが、
それはあくまで服のサイズであって、身長と体重ではないっ・・・。




・・・あまりの不出来に愕然とした私は、
結局妻がつけてきた母子手帳や育児ノートでわからなかった答えを探し出し、ようやく入園書類を完成させました。
この書類は妻より早く書き上げ、「もうできとるで(ドヤ)」と手渡す予定でしたが、こんな経緯で書いた書類を渡すなど、厚顔の極みであります。


■何を以って育児サポートと言うのだ?

なんなんでしょうか。
常日頃、他人より絶対に育児していると広言してきた私の、この体たらくは?

ここで、あらためて私が行なってきた育児サポートを大きく以下5つのジャンルに分類し、
その貢献度をレーダーチャートで出してみることにしました。


A.基本系:おむつ替え、沐浴など(10点)
B.遊び系:一緒に遊ぶ、絵本を読むなど(10点)
C.食事系:献立を考える、離乳食を作る(3点)
D.健康系:予防接種、健康診断に行く(0点)
E.事務系:各種事務手続き、書類作成など(1点)

※Aの「基本」は良い呼び名がおもいつかなかったので適当です。
※採点は自己採点です。



明らかに「健康、事務系」が弱いですね。。
自覚もしています。
こんな結果で育児サポートなどと言えるのでしょうか・・・


■もう胸張って育児してるなんて言わない。。

私はこの育児書類の作成を経て、「育児サポートをしている」と言うのはあまりにおこがましいと反省しました。

思うに、「僕イクメン」と言って妻から白い目で見られる理由の多くは、こうした自己中心的な「オレやってるぜ」評価によるものでありましょう。


これからは、育児サポートをしているとか、他人より育児をしているなどというような、ホラを吹くのはやめることにします。

どうせ、吹くなら、



・・・そうしようと思います。

(C)荒木飛呂彦/集英社

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