共働き夫婦のコミュニケーションとパートナーシップの歴史~わが家編
2011年にアーネが生まれ、2012年に夫婦の育児情報を写真で共有し、その写真に載っている育児アイテムを商品データとひもづける『コドモノガタリ』というサービスで起業していた頃、大きな問題意識の一つに「夫婦のコミュニケーション」がありました。
最近、夫婦のコミュニケーションやパートナーシップをテーマにしたイベントに声をかけてもらったり、周りにこのテーマで活動しておられる方々との出会いが増えてきたので、自分がどんな夫婦のコミュニケーションやパートナーシップという問題に遭遇し、それに対処してきたのかを過去のブログ記事を紹介しながら振り返ってみたいと思います。
2012年(アーネ1才)
コドモノガタリという夫婦の育児情報共有サービスを運営する中、当時イクメンという言葉が普及してきており、世の中にはどんなイクメンがいるんだろうということを調査しました。この調査を通じて、世のイクメンを6つのタイプに分類し、Facebookの診断アプリもつくりました。
●イクメンが求められる時代の、新たな父親像とは?
●産後の夫婦のコミュニケーションについて
当時、ベンチャー企業を営んでいた私は、比較的時間の融通がきいていましたが、遅く帰ることもしばしば。こうした時、アーネを妻に任せきりになっていたのですが、妻がアーネを産んで以来、毎日つけていた育児日誌が夫婦を救ってくれたように思います。
●自称イクメンは1回熱出して寝込むべし。
育児がんばってるぞ!と自負していた私が、いかに大したことがないかを思い知ったエピソードです。
●夫婦のパートナーシップとコミュニケーション
産後ケアを行っているNPO法人マドレボニータの吉田紫磨子さんと出会ったのがキッカケで購読した『産後白書』シリーズ。この書籍で初めて「夫婦のパートナーシップ」という言葉を知りました。
2014年(アーネ3才)
妻がアーネ出産後、時短勤務で復職してからフルタイムで働くようになり、この頃からフーフ大戦が起こり始めました。
●「夫婦の会話」と「子供の語彙習得」について
ついつい子どもに集中しがちな食卓の会話を、もっと夫婦間で行った方がいいんじゃないか。その方が、子どもの語彙習得にはいいんじゃないかということを考えたエピソードです。
●壊れた冷蔵庫が溶かした夫婦の永久氷壁
第一次フーフ大戦が起き、国交断絶に近い状態だったオットー共和国とツマノフ王朝を救ったのは、一台の冷蔵庫であった・・・。
2015年(アーネ4才、ジージョ0才)
この年は妻がジージョを懐妊、出産しました。プレゼント記事が多いことから、比較的円満な時期を過ごしていたのではないかと思われます。
●共働きの奥さんに、平日の作り置き料理をプレゼントした話。
妻が休日に行っている一週間分の作り置きを、自分でもやってみようと考えた企画。この時はベアーズの作り置きサービスを利用しつつ、自分も調理を手伝わせてもらいました。
●3歳になったママへ ~「奥さんの母の日」プレゼント
アーネが妻に、「ママはなんさい?」と聞いた時、妻が、「ママは、ママになって3才だよ」という答えを聞いてひらめいたプレゼント企画。
3年間分の妻とアーネのツーショットをフォトブックにしてプレゼントした時の、妻のうるんだ瞳が忘れられないぜ。
●育児は二人の異なる学派が一冊の辞書を編纂する作業
家事育児をメインに担っているママが、自分が築いた効率の良い(或いは自分好みの)やり方を持っていて、夫婦ともどもこうやって子どもを育てたいという願望がある中、それを擦り合わせておくことはとても大切だと思ったエピソードです。
●子供が親の職場見学に行くのもいいけど、夫が妻の職場見学に行くのもいいと思うんだ。
母としての妻しか知らなかった私が、保育士としての妻が、アーネの火曜保育園のクラスの保護者行事で、テキパキと場をしきっている姿を見て、惚れ直したエピソードです。
2016年(アーネ5才、ジージョ1才)
●夫が家事育児をやるのは超サイヤ人になる感じ。でも妻は常に超サイヤ人。
ジージョが生まれ、二人の娘を育てる中、初めて私一人で娘たち二人と過ごした時に、ブチッと感じたことをドラゴンボールにのせて書きました。
妻は、ママはすごい!もっと私も頑張ろう!と思ったものの・・・
現実はこんなことがしばしば・・・。
2017~18年(アーネ6才、ジージョ2才)
東京都から埼玉県に引っ越し、私は通勤時間が大幅に増え、妻は転職、アーネは小学校入学と環境や状況がガラリ7と変わった2018年。頻発し、その度長期化するフーフ大戦。どうにかこうにかやっておりますが、この振り返りを機に、しなやかな夫婦のパートナーシップをつくりあげたいと願う所存であります。
●カニカマルタ協定 ~第18次フーフ大戦
●結果にコミットする赤坂のチーママの夫婦喧嘩仲直りアドバイス
わずか6年の振り返りではありますが、大きな特徴として、夫婦ともに仕事が忙しくなると、家事育児の分業が固定化すると思います。固定化すると、何か突発的なことがあった時、その仕事を受けたり変わったりすることをしなければなりませんが、そうすると自分のラクなルーティンを崩すのが面倒・イヤになりがちです。
そんな気持ちを少しでも抱くと、「自分はこんなにやっているのに」とか、「この間、あの仕事を交代したのに」といった悪感情が育ち、少しずつダークサイドに落ちていってしまうような気がします。
一時、交換メモを試してみたことがありましたが、ちょっと嫌なことがあった時、その気持ちをメモに書くと「文句を言いたいわけではない。でもこの気持ちはしってほしい」という気持ちと、「なんで自分はこんなに葛藤して気を使っているんだ」という気持ちがせめぎあい、果てしなく添削校正を繰り返し、最終的につめたい文章になってしまって大失敗しました。(これは本当におすすめできません)
色々な問題がありますが、取り急ぎ最近やっていることとしては、妻におきたことや家庭内におきたちょっとしたことを見つけたら、必ずそれを口にして妻に伝えるということをやっております。
ゼロトレを買って体操をしているとか。
妻がアーネとつくったチョコマフィンがおいしかったとか。
庭のラベンダーでつくったリースの香りがいいとか。
階段にほこりが溜まっているとかは言わないのです。見つけたら自分が掃除すればいいのです。
そんな訳で、みんなを応援!
キュアエール!!
最近、夫婦のコミュニケーションやパートナーシップをテーマにしたイベントに声をかけてもらったり、周りにこのテーマで活動しておられる方々との出会いが増えてきたので、自分がどんな夫婦のコミュニケーションやパートナーシップという問題に遭遇し、それに対処してきたのかを過去のブログ記事を紹介しながら振り返ってみたいと思います。
2012年(アーネ1才)
コドモノガタリという夫婦の育児情報共有サービスを運営する中、当時イクメンという言葉が普及してきており、世の中にはどんなイクメンがいるんだろうということを調査しました。この調査を通じて、世のイクメンを6つのタイプに分類し、Facebookの診断アプリもつくりました。
●イクメンが求められる時代の、新たな父親像とは?
●産後の夫婦のコミュニケーションについて
当時、ベンチャー企業を営んでいた私は、比較的時間の融通がきいていましたが、遅く帰ることもしばしば。こうした時、アーネを妻に任せきりになっていたのですが、妻がアーネを産んで以来、毎日つけていた育児日誌が夫婦を救ってくれたように思います。
●自称イクメンは1回熱出して寝込むべし。
育児がんばってるぞ!と自負していた私が、いかに大したことがないかを思い知ったエピソードです。
●夫婦のパートナーシップとコミュニケーション
産後ケアを行っているNPO法人マドレボニータの吉田紫磨子さんと出会ったのがキッカケで購読した『産後白書』シリーズ。この書籍で初めて「夫婦のパートナーシップ」という言葉を知りました。
2014年(アーネ3才)
妻がアーネ出産後、時短勤務で復職してからフルタイムで働くようになり、この頃からフーフ大戦が起こり始めました。
●「夫婦の会話」と「子供の語彙習得」について
ついつい子どもに集中しがちな食卓の会話を、もっと夫婦間で行った方がいいんじゃないか。その方が、子どもの語彙習得にはいいんじゃないかということを考えたエピソードです。
●壊れた冷蔵庫が溶かした夫婦の永久氷壁
第一次フーフ大戦が起き、国交断絶に近い状態だったオットー共和国とツマノフ王朝を救ったのは、一台の冷蔵庫であった・・・。
2015年(アーネ4才、ジージョ0才)
この年は妻がジージョを懐妊、出産しました。プレゼント記事が多いことから、比較的円満な時期を過ごしていたのではないかと思われます。
●共働きの奥さんに、平日の作り置き料理をプレゼントした話。
妻が休日に行っている一週間分の作り置きを、自分でもやってみようと考えた企画。この時はベアーズの作り置きサービスを利用しつつ、自分も調理を手伝わせてもらいました。
●3歳になったママへ ~「奥さんの母の日」プレゼント
アーネが妻に、「ママはなんさい?」と聞いた時、妻が、「ママは、ママになって3才だよ」という答えを聞いてひらめいたプレゼント企画。
3年間分の妻とアーネのツーショットをフォトブックにしてプレゼントした時の、妻のうるんだ瞳が忘れられないぜ。
●育児は二人の異なる学派が一冊の辞書を編纂する作業
家事育児をメインに担っているママが、自分が築いた効率の良い(或いは自分好みの)やり方を持っていて、夫婦ともどもこうやって子どもを育てたいという願望がある中、それを擦り合わせておくことはとても大切だと思ったエピソードです。
●子供が親の職場見学に行くのもいいけど、夫が妻の職場見学に行くのもいいと思うんだ。
母としての妻しか知らなかった私が、保育士としての妻が、アーネの火曜保育園のクラスの保護者行事で、テキパキと場をしきっている姿を見て、惚れ直したエピソードです。
2016年(アーネ5才、ジージョ1才)
●夫が家事育児をやるのは超サイヤ人になる感じ。でも妻は常に超サイヤ人。
ジージョが生まれ、二人の娘を育てる中、初めて私一人で娘たち二人と過ごした時に、ブチッと感じたことをドラゴンボールにのせて書きました。
妻は、ママはすごい!もっと私も頑張ろう!と思ったものの・・・
現実はこんなことがしばしば・・・。
2017~18年(アーネ6才、ジージョ2才)
東京都から埼玉県に引っ越し、私は通勤時間が大幅に増え、妻は転職、アーネは小学校入学と環境や状況がガラリ7と変わった2018年。頻発し、その度長期化するフーフ大戦。どうにかこうにかやっておりますが、この振り返りを機に、しなやかな夫婦のパートナーシップをつくりあげたいと願う所存であります。
●カニカマルタ協定 ~第18次フーフ大戦
●結果にコミットする赤坂のチーママの夫婦喧嘩仲直りアドバイス
わずか6年の振り返りではありますが、大きな特徴として、夫婦ともに仕事が忙しくなると、家事育児の分業が固定化すると思います。固定化すると、何か突発的なことがあった時、その仕事を受けたり変わったりすることをしなければなりませんが、そうすると自分のラクなルーティンを崩すのが面倒・イヤになりがちです。
そんな気持ちを少しでも抱くと、「自分はこんなにやっているのに」とか、「この間、あの仕事を交代したのに」といった悪感情が育ち、少しずつダークサイドに落ちていってしまうような気がします。
一時、交換メモを試してみたことがありましたが、ちょっと嫌なことがあった時、その気持ちをメモに書くと「文句を言いたいわけではない。でもこの気持ちはしってほしい」という気持ちと、「なんで自分はこんなに葛藤して気を使っているんだ」という気持ちがせめぎあい、果てしなく添削校正を繰り返し、最終的につめたい文章になってしまって大失敗しました。(これは本当におすすめできません)
色々な問題がありますが、取り急ぎ最近やっていることとしては、妻におきたことや家庭内におきたちょっとしたことを見つけたら、必ずそれを口にして妻に伝えるということをやっております。
ゼロトレを買って体操をしているとか。
妻がアーネとつくったチョコマフィンがおいしかったとか。
庭のラベンダーでつくったリースの香りがいいとか。
階段にほこりが溜まっているとかは言わないのです。見つけたら自分が掃除すればいいのです。
そんな訳で、みんなを応援!
キュアエール!!