娘のおもしろかった、ハッとさせられた言動まとめ

子どもの言いまつがいや言い回しほど耳福なものはありません。
「なんでこんな言い方できるんだろう。娘、天才!」という親バカな思いと、「限られた語彙を駆使した結果、こうなったのか。天才!」という一見冷静に見えてただの親バカな思いをぐるぐるしながら聞いております。
ここでは、こうした言動が目立つようになってきた2歳以降の娘の言動をキロクしていきたいと思います。
(本エントリーは娘のユニークな言動をキロク次第、随時追加していきます。)

2014年2月

大好きなマヨネーズを見て。

1回目
「パパ、あけてみる?」

2回目
「パパ、あけてみない?」

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妻が作ったバナナマフィン。
一つ食べて美味しかったのか、

「ママ、もっと食べたい?」

人をだしにする事を、どこで覚えたのか・・・?

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2014年3月


ファミレスのピンポンを何度も押したがる娘に
「だめ!」と言ったら、

「ゆびがないてるよー」

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2014年4月

帰宅したらちょうど風呂から上がっていた娘。
食事の準備を私がしていたら、
普段はママとしか寝たがらない娘が、

娘「きょうパパとねるー」
私「(夢じゃないだろうか・・・)よーし、はいろう」
娘「あ!パパさきにごはんたべていいよ」
私「いいのいいの、先にお風呂入ろう」
娘「・・・・・・・・・ごはんたべたいのー。」

遠回しな言い方、いつ覚えた?

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イヤイヤが過ぎる娘に腹を立て、
娘の「パパ―、パパ―」という呼びかけに黙っていると、

「パパがいるのにいないよー」

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妻の胸の谷間を見て、

「おっぱいがあるのに、ないー」

・・・何を言いたいかパパにはわかるよ!

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ハラケポあおむし。

何度言っても「ハラケポ」。

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2014年5月

帰宅したらちょうど風呂に入ろうとしていた娘。
まだ食べていなかったので私が食事の準備をしていたら、
普段はママと入りたがる娘が、

娘「きょうパパとはいるー」
私「(どうせご飯食べたいだけだろ?)
  いいよいいよ、先にママとお風呂に入りな」
娘「やだやだー」
私「どうして?」
娘「パパがすきだからー」

・・・ぐうかわ。のち反省。

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2014年6月

電車待ちのホームにて。

私「危ないからこっちへおいで」
娘「パパがおいで」

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2014年7月

娘と二人でオヤツ。
アラレだけで終わらせるつもりが、
ドーナツも食べさせてしまい、
「ママに内緒ね」と言うと、

娘「ドキドキするね」
私「ママに内緒にするから?」

(ううん、と首を振り)

娘「ドーナツなくなっちゃうから」

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夕方まで公園で遊びまわって、
帰宅する階段で、

「かいだんがおもいー。だっこしてー」

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朝から暑くて汗ばむ肌に着替えの洋服がからむ。
いやいや期の娘は、

「ふくがかたいー!」
「ふくがせまいー!」

と言って今日も泣く。


※こういう表現は大人も外国語を使う時にしていると思う。
自分が持っている語彙では、適切に表現しきれない(=単語を選べない)時、
それに近しい言葉で表現しようとする。

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2014年8月

「なみだのあせが、はなからでる」

・・・つまり、どこから、何が出ているんだい?

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大好きな豆腐が夕食に出て、さっさと自分の分を
食べ終えた娘が妻の皿に手を伸ばす。

「おとうふおおきいから、ちいさくしてあげるね」

と言って、切り終えてフォークにくっついた豆腐を食べ、

「よそってあげるね」

と言って、自分の小皿にうつして自ら食べる。


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2014年9月

娘が風呂場でアイアイの歌を大声で歌ってたんだが、
「おさーるさ~んだよー」が
「おさーるさ~んがよ~」になってて、
北島三郎感がパナイ。


娘が「ピクニック」を覚えたんだけど、
「オリンピック」もピクニックの一種だと思っているらしく、
「オリンピックってどんなピクニック?」と聞いたら、
「ピクニックの先にあるんだよ」と答えた。。

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2014年11月

何かを作ると、「この誕生をみてくださいっ!」と
高らかに宣言。


私は顔が長いのを密かに気にしているのですが、
「パパってかおおおきいね~」と言うので、
ドキッとしたら、
「あしもおおきいね~」、「てもおおきいね~」と
続けてくれてほっとした。。


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2014年12月

娘の中で自分がママ役になる時と、赤ちゃん役になる時と、
自分になる時ができた。
ママ役は洗濯物を干したり、食器を洗ったり、妻を赤ちゃん役にして
あやしたりする時。
で、何か都合が悪いと「今は赤ちゃんになる気分なんだよ~」と
まことに都合がいい。。


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2015年1月

折り紙やマスキングテープ、シールを机いっぱいに広げて、
ハサミで切り貼りしたり、コップの入った水に折り紙をひたしてジュースを作ったり。
(紙から色が抜けて、水にほんのり色が出る)
集中して長い時間遊んでいるので、
「将来はデザイナーやな!」というと、
「うん!ゲザイナーになる!」と答え、
一瞬で親バカ夢からさめる。。

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保育園の送りも迎えも僕(父)の時があり、

「朝も夜も来たら、パパがいっぱいになっちゃうね~」

と一言。


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2015年2月

ある日のサザエさんのタイトルが「酒場の友」で、
そのタイトルコールを聞いた娘が、
「さかなのとろ?」。

寿司食わせすぎたと反省。。


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2015年5月

最近怒りすぎていたからか、
「おこりんぼう」と言われていたのだが、
いつの間にか「●●ぼう」というのは
「とても多い状態」の形容詞になったらしく、
とある休日に朝から夕方まで遊んでいたら、

「あそびんぼーだね!」


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2015年8月
あぁ疲れた、といったていでため息をついて一言。

「はーっ、いびきかいた!」


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2015年8月

娘が私に内緒で嬉しいことがあると(例:チョコレートを食べるとか)、

「パパにないしょ、パパにないしょ~♪」

という歌をうたっています。


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2015年9月

登園前に娘の髪を結んでいた。
去年は、
「パパはへたっぴだからなー」
だったのが、
今年は、
「パパができる髪型でいいよっ」
と、とても気を使って頂いている。。


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2016年4月

武蔵小金井をおとずれて、「むさしこがねぎ」。


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2016年5月

「パパ、ずんずん話しつづけて」

「どんどん」を知らないかと思いきや、「どんどん」も知っている。


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相撲を見ていて、

「どくそい!」


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2016年8月

日中、汗をかいて帰宅した私に抱き着いてきて一言。

「パパ、かみねんどのにおいがすねる。。。」

油ねんどのにおいじゃなくて良かった!


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休日に『おかあさんといっしょ』を見ようとして、高校野球で放送中止だった時に、

「やきゅうなんてだいきらい!
やきゅうのおにいちゃんたちが、こどものちゃんねるのじゃまをする!」

・・・プロ野球のナイトゲームをテレビで見るのはやめようと思った。。


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わが家の最寄駅は南阿佐ヶ谷駅。

赤坂見附で乗り換えようとして、

「あさがやみつけで乗り換えるんだよね!」


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アーネ(長女4歳)とジージョ(0歳)を風呂に入れていて、
シャンプーが目に入ってアーネに、
「目を洗面器に入れて、パチパチしてごらん」と言うと、
アーネは目をパチパチ。
ジージョは手をパチパチ。


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田舎のロードサイドショップでシャボン玉を買い、
走行中の車内でシャボン玉を使用とする娘に、
「赤信号で止まってからにしよう」と言ったのだが、
なかなか信号がない。

娘「こうそくどうろみたいだね」


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ジージョが生まれるまで、アーネのままごとの相手は主に私。

「パパ、おうじさまになって」など、言われていたのが、
ジージョと遊べるようになってきたある日のママゴトで、

「パパ、かべになって。」と言われ、

・・・あ、あぁ、かべね。と思いつつ、アーネとジージョのママゴトの輪にしゃべって入ろうとすると、

「かべはしゃべんないでしょ!」


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2017年5月

アーネ「なんかのみものもってきて」

私「もっと丁寧に言いなさい」

アーネ「ぎゅうにゅうもってきてくださいませー」


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2017年7月









駅にあるゴミ箱のラベルを、なんて読むの?と聞いたので、

私「そのたのゴミ」

アーネ「そなたのゴミ?」

左様でございます。姫


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迷路をかいて遊んでいて、

アーネ「あ、みちきれ」

私「行き止まり、ね」

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電車に乗っていたら、向かいにカツラかな?と思うおじさんがいて、
アーネが

「ねぇ、パパ。あのひとは、かみけをはってるんだよ」

と言うので、そういうことを言うもんじゃないと諭したら、
アーネが言っていたのは、そのおじさんの上にある、こちらの広告でした。


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イケメンとは絶対に行ってくれないアーネ。
ある日、Siriに
「パパはイケメンですか?」と聞いたら、
「それは答えにくい質問ですね」と答えられた・・・。

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2017年8月

ディズニーのドリルをやっていて、

「ひ を    つけると へやがあかるくなるよ」を、
「ひとを やっつけると へやがあかるくなるよ」と、読みまつがい。

そんな攻撃的に育てた覚えはない。

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テレビのニュースで「トランプ大統領」と聞いて、

「トランプだいようりょう?」

なんか、いっぱい持ってそうだよね。

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2017年11月

「件(くだん)という妖怪に「予言」の能力があるというのを知り、
予言って何?と聞くので説明をすると、



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最近、漢字を前後の平仮名や片仮名を見て、読みにいくアーネ。

「合わせしょうゆ」とラーメンの袋に書いてあるのを見て、

「しあわせしょうゆ?」

・・・パパ、しあわせな気分になったよ。

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2018年10月
アーネが今まで借りていなかったジャンルの本を借りてきたのを見て理由を聞くと、

・・・これが図書館や本屋にいく醍醐味かもしれない

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2019年3月
ジージョが私のチンチンを見て、
「パパのはマイクチンチン。おともだちのはふつうのチンチン」
と言うようになった。

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2019年6月
ジージョ
三重の実家から送られてきたまるごと一本のカツオを見て、
「マグトロイッポン!」

・・・ぜんぶ美味しそうやな!

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2019年6月
ジージョ、玉ねぎをきろうとしてなかなか包丁が入っていかず、


・・・手持ちの言葉でどうにか表現しようとする。ブリコラージュ!

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2019年8月
ジージョ
「ゆーあーるであーる、はんぺーんちゅう!」

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ジージョ、アラジンの主題歌を聞いて、
「まほーにゅーわー♪」

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2019年10月
ジージョ、おかあさんといっしょの『ようかいしりとい』を口ずさんで、なきばばあがどうしても「なきばあば」に。
笑うと、「だってそれしかいえないんだもん」と言う。
わざと言ってるわけじゃないから、わろたらあかんな。

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2020年3月
ジージョ、私のほっぺたにできたシミを見て、
「パパのシミ、ミッキー(マウス)みたいだね」

・・・パパ、このまま残しておくよ!

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2020年4月
ジージョ
「ハーッとするとあたたかくて、フーッとするとつめたい」

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2020年6月
ジージョ
「みて、かくの、むずかしぃ」


お手本があれば簡単、というわけではない。

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2020年7月
ジージョが二階で泣いていたのを一階で聞いていて、一階に降りてきたジージョに「なんで泣いてたの?」と聞くと、

「こえがおりてきたの?」

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2020年10月
ジージョとしりとりをしていて、ジージョが「め」になって、「もうない~」と言うので、
「目につける、ほら、あれ」と目薬のつもりで言ったら、

「めにきゅあ?」

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アーネ
「やり始めるまではイヤだなぁと思うんだけど、ピアノでも音読でもやり始めると、楽しいなぁって思うんだよねぇ。」

大人もそうだから、やり始めるための良い方法を思いついたらノーベル賞ものだね!

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2021年7月
とある仕事の状況を整理するために図を書いていると、ジージョがやってきて「なんでかくの?」と聞いてきた。「ずっと頭のなかで考えているとこんがらがってわからなくなるから、外に出して書くんだよ」と答えると、


と一言。
頭のなかのものは見えているようで、見えていないんだよね

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2021年9月
ジージョのクレパスの先っちょがまるくなってきたので、削ったら?と言うと、

「これが芯なんだよ けずったらちっちゃくなっちゃうんだよ」


・・・言いたいことが、とてもよくわかる。

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家事をしていたとき、ジージョに「パパ、あそぼう」と言われて、「ちょっと待ってね」と答えると、

「ちょっと、っていまだよ」

と言われる。


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以上、今後も親バカが最前線からお送りしていきます。


子供の言葉に関するその他の記事は、こちらもどうぞ:
『子供は何歳から物語をつくれるの?』
『2歳児の接続詞から考える雑談力』

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