娘の鉛筆の持ち方が、「グー持ち」から変わった理由

先週末、台所仕事をしていた妻が、

「いつの間にえんぴつ持ちできるようになっただんろう?」

と、クレヨンでものを書いている娘の姿を見てつぶやきました。




私は毎朝、保育園の連絡帳に食事内容の他に起床時間と体温を書いています。
連絡帳を書いていると、娘が

「ジィジ?ジィジ!」

と、自分にも書かせろと膝によじ登ってくるので、膝の上に載せて一緒にボールペンを持ち、一筆で書ける体温や起床時間の数字を書いています。



不自然に大きくなったり、ミミズが這ったような字になります。

この体温、起床時間の数値を娘と一緒に書くことがいつの間にか日課になりつつありますが、始めた理由は、文字を早く書かせたいという事では全然なく、

ほっといたら、やかましいし。。
勝手に書かせたら、連絡帳めちゃくちゃにされるし。。
・・・仕方ない、一緒に書くか。

というネガティブな気持ちからでした。


それが、こうして一緒に書くようになった結果、当初は“グー持ち(握り持ち)”だったのが鉛筆持ちに変わっていったようなのです。


私はそれを喜ぶというより、いつか教えるであろう正しい筆の持ち方を、「教える」のではなく、「一緒に体験」したという事が、あらためて考えると大事なような気がしました。


私一人で書いてしまえば早く済みますし、娘に書かせておけば私の手が空いて、その他の登園や私の出社準備を行うことができます。
無意識に、というか往々にしてそうしているのですが、
連絡帳書きに限らず、暮らしの端々で起きているであろう、子供の「自分にやらせて」を疎まず、
一緒に体験することが大事だなぁと思った次第です。
(思ってばかりで、うるさいなぁと思ったり、怒ってしまったりするのですけど。。)


ちなみに、娘が鉛筆持ちをするようになった理由を、妻が保育園の先生に話した所、
先生から以下のような返事が連絡帳に書かれてきました。


「時々震えたような数字が並んでいたので、
パパ疲れてるのか!?と思ってました(^-^)



・・・私はこの先生が大好きです。。

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