親バカパパがッ! ジョジョで! 考えるゥゥゥ!! スマホ時代の写真の残し方

2013年6月19日に開催される、「未来の写真・未来のカメラ」というイベントに登壇することになり(と言いつつ、その場のノリで、私も出してください!と押しかけたのがホントの所なんですが。。)、そこでプレゼンする内容を考えています。
しかし、私にはカメラの知識も撮影技術もなく、そもそも一眼レフとかコンデジとか持ってないので、話せる内容といったら、メインで使っているスマホで取っている娘の写真&動画データをどう残してくかという、これまでずっと課題になっていた事しかありません。

という訳で、そのプレゼン資料を作るための整理作業としてブログにまとめてみました。

まず。

私は写真をめったに撮りません。
現在のメインマシーンであるXperiaにした2009.12.30 ~ 2011.8.6 (約1年10か月)の間に撮った写真は、わずか8枚です。



妻と旅行に行くこともありましたが、そこでの撮影はほとんど妻が行っていました。

そんな写真を撮らない私が、ある日を境に撮影魔に変わったのです。


誰ですか?この天使ちゃんは!?

2011年10月に娘が生まれました。

それ以来、



そう。撮らずにはいられなくなったのです。

そして、ディオ様が私に聞きます。


覚えておりません。
なので、使っているXperia、iPod touch、デジカメのデータを数えてみました。




期間は2011.10.30 ~ 2013.6.12 (約1年8か月)。

その結果。

●写真
Xperia     692
iPod touch 1,383
デジカメ    412

●動画
Xperia     22
iPod touch  173

合計して、写真を2,487枚。動画を195本撮ってきました。

子供、恐るべし。。

そこで、ディオ様がまた私に聞きます。


全然していません。
これまでアコーディオンブック制作イベントを開催したりしてきましたが、それは祖母や実家の両親のためにであって、自分のためには全くといっていいほどプリントしていません。

しまうまプリントを使って、せいぜい50枚程度。


しかも、アルバムに入れることもなく、このケースに入れて本棚に入れっぱなし。。

その後、妻がiPhone5をうっかり洗濯してしまってデータが消失した事があり、
フォトストリーム設定を行ったり、プリントして残した方がいいかなと思うものの、
(くどいが)プリントをしません。
したくならないのです。


ディオ様がまた私に聞きます。


それをこれまで色々考えてきました。

(※これまで考えてきた記事)
 >パパ、ママ。どうしてプリントしないの?
 >「PHOTO! FUN! ZINE! 」に行って、子供の写真の残し方を考えてみた。

  • プリントしないでも写真が見られる
  • プリント前にクオリティがわかってしまう
  • 見せたいと思ったらSNSでOK
  • プリントする写真を選ぶのが面倒
  • プリントするまでもない“パンくず”写真が多い
  • スマホでは動画も撮れて、見返せる

理由は色々あるでしょうが、今私が考えていることを書く上で、以下の写真を見て下さい。




これは、先週妻が娘と梅シロップを作った時の様子を撮った写真。

これらのデータをプリントするとしたら、読者のみなさんはどの写真をプリントするでしょうか?

多くの写真がブレたり暗かったりする中、唯一良さそうなのが、上段右から2枚目の「梅の皮がむけた瞬間の写真」。
これをお選びにならないでしょうか?
(ちなみに、妻はこの写真をインスタグラムにアップしていました)

でも、私にとってこれらの写真はどれもエピソードとか思い入れがあります。

梅を並べた時の「うぉわーっ☆」と興奮した時の娘の表情。
写真は暗いけど、一生懸命梅の皮をむこうと爪を立てていた時の様子。
氷砂糖と梅を混ぜる時、片手ではもどかしくて両手をつっこんだ時の真剣な顔。

どの写真も大事なのです。

だったら全部プリントすりゃいいじゃん。

と言うのはごもっともですが、その分プリント料金がかかります。

この梅シロップのシーンだけならまだしも、晴れた日に原っぱにピクニックに行った時のシーンや、初めて大型遊具で遊んだ時のシーン、台所で炊飯器からご飯をぬすみ食いしたシーン等々。
日々の暮らしの中で撮影した写真がごまんとあるから、とても全てプリントなどできません。


こうしたジレンマを解決し得ると考えているキーワードが、

「編集」「物語」です。

上述のような“自分にとっては大事なパンくず写真”を、
コメントをつけたり、順序を入れ替えたり、写真を組み合わせたりといった「編集」を行い、
その時のシーンを1つの「物語」とし、
それを最適なフォーマットに落とし込むことができれば、私はそれをプリントしたいと思います。

いわば、スマホ時代の新しいプリントの形

それはL版なのか、2L版なのかわからない。
感光紙でないかもしれないし、フォトブックでもないかもしれない。

わかんないんだけど、そこに答えの一つがあるように思います。


そこで。



こうしたスマホの写真(&「動画)の整理、編集、プリントを一気通貫に行えるアプリを6月下旬にリリースしました。


★直感的で使いやすい。
 新しい写真の整理、編集アプリ『スクスクロール』、iPhoneアプリでリリース中。



画像 (C)荒木飛呂彦/集英社



※子供の写真整理、編集、プリントについての関連記事も合わせてどうぞ。

パパ、ママ。どうしてプリントしないの?

「PHOTO! FUN! ZINE! 」に行って、子供の写真の残し方を考えてみた。

操作がスイスイ気持ちいい。子供の写真整理&編集アプリ『スクスクロール』

新しい写真整理の動詞~「Stack(スタック)」

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