操作がスイスイ気持ちいい。子供の写真整理&編集アプリ『スクスクロール』

タイトルからして強気になってしまいましたが、、、
『親バカパパがッ! ジョジョで! 考えるゥゥゥ!! スマホ時代の写真の残し方』で触れた、
スマホの写真&動画の整理、編集を行えるアプリ『スクスクロール』を公開しました。

☆インストールはこちらから~☆
https://itunes.apple.com/jp/app/sukusukuroru-xie-zhen-dong/id660157588?mt=8

ちなみに、本バージョンではプリント機能は実装していません

今回のエントリーでは、どういった考えを元にアプリを作ったのかを、その特徴合わせて御紹介します。




■何のために写真整理するんだっけ?

これまで、写真整理アプリというと、イベントやテーマ毎にアルバムを作って写真を分類していくアプリや、1ヶ月毎のカレンダー形式に表示するアプリがありましたが、それぞれ重視するポイントによってメリットデメリットが存在します。

一覧性を重視しようとすると一つ一つのサムネイルが小さくなって見にくくなったり、写真が多くなるとスクロールして過去に遡るのが大変になります。
カレンダー形式で表示するのは見やすいのですが、撮影していない日が増えて空白が目立つと寂しい。。。

写真整理には、時間順に並べたり、テーマ(アルバム)でまとめるといった「整理」そのものの目的に加え、整理した写真を「検索」、「閲覧」しやすくしたり、コメントなどを加えて「編集」したり、「印刷」するという目的があります。

スクスクロールではこうした「整理」から始まる「閲覧」「編集」「印刷」「共有」を一気通貫に行なうことを目指して開発しました。
(※今回のバージョンでは、「印刷」「共有」は未実装です)


■壁掛け写真のように、楽しく閲覧するタイムライン

データの取り込みは初回起動時に、iPhoneはカメラロールとフォトライブラリから自動的に行ないます。

取り込みは、起動時に前回読み込んだデータからの差分を読み込むか、手動で行うかを選ぶことができます。

読み込んだデータはExifの撮影時間を参照して、時系列にタイムライン形式で表示されます。
(Exifデータがない場合は読み込んだ時間を参照しますが、データの詳細ページで時間情報を変更することができます)



タイムラインでは大中小サイズのフレームで写真と動画データが表示され、コメントがついているデータは、大サイズのフレーム位置に来た時に表示されます。
(データの詳細ページにいくと、いつでもコメントを見ることができます)

動画は再生マーク付きで表示。


しかし、このままでは写真を整理できていませんよね?
では次に、このアプリの最大の特徴である写真整理の方法をご説明します。



■慣れ親しんだ方法で、スイスイ気持ちよく整理が楽しめる

スクスクロールの写真整理の方法は、基本的にスマホのホーム画面でアプリアイコンを整理する方法と同じです。

同じシーンで撮った写真や動画をアルバムのように一つにまとめたい場合、写真を長押しし、まとめたいサムネイルにドラッグドロップすることで、写真をまとめることができます。



まとめられた写真は、まとめられていることがわかるように、写真を重ねた状態(Stack/スタック)のサムネイルで表示されます。


スマホでは同じシーンの写真を何枚も撮ってしまうことがありますが、特に子供の写真などはなかなか削除することができないので、こうした写真をまとめるのにも最適です。
(本アプリではこのように写真をまとめたサムネイルの単位と行為を「スタック」と呼んでいます)

※この「スタック」というUIを採用した経緯や考え方については、よろしければこちらをご覧下さい。
『新しい写真整理の動詞~「Stack(スタック)」』


スタックを作った時点では、まとめれた写真のうち最も新しい写真が表紙になり、タイトルにはその写真が撮影された年月日がデフォルトで表示されますが、タイトル部分をタップすることで変更することができます。


iPhoneで慣れ親しんでいる方法のため、スマホの使い方を知っている人なら何も説明されなくても直感的に整理することが可能で、スイスイ気持ちよく整理を楽しめるところがチャームポイントです。
これならば、パソコンに慣れていない人でも、すぐに使って頂けると思います。


■スタックすることで、ひとつの物語として写真を見返すことができる

スタックにまとめた写真や動画は、スタックをタップするとタイムライン状に表示されます。
デフォルトのタイムラインは撮影時間が新しい順に上から表示されますが、
スタックのタイムラインは反対に撮影時間が古い順に、全て大サイズのサムネイルで表示されます。
また、デフォルトのタイムラインとは違い全てのコメントが表示されるため、一つ一つのータ詳細ページを開くことなく、その写真を撮影した時の気持ちや様子を振り返ることができます。

この機能を使えば、
例えば、子供がヨチヨチと歩いていく様子を連続して撮影した写真や動画を、ミニアルバムのようにまとめることはもちろん、
これまではクオリティが低く(暗かったり、ブレのある)、泣く泣く削除するか、見返すこともなかった写真でも、以下のような“編集”を加えることで、1つの物語として楽しむことができます。


本当は、こんな事しゃべってないんですけどね。。

その他の機能として、スタック内の写真をタイムラインに戻すこと、表紙写真、表示順序やタイトルの変更などができます。


■直感的な写真検索機能

タイムラインで写真を表示するときの弱点は、写真を探す時に上下するスクロールがたいへん長くなってしまうことですが、スクスクロールはここでもシンプルかつスマートな方法で解決しています。

タイムラインを右にスワイプすると、画面左から検索画面が表示されます。
写真やスタックで編集したコメントやタイトルから検索する機能と、写真の撮影時間から検索する機能の2種類があります。



時間検索メニューで上下に表示された年度検索をタップして該当する年度でタップすると、12ヶ月分のパネルが表示されます。
ジャンプしたい月をタップすると、該当する年月までタイムラインがジャンプします。

キーワード検索の場合は、エクセルの検索機能と同じく、該当するキーワードにタイムラインの上から順に移動することができます。


このアプリは操作感をできるだけ直感的にわかりやすく、
ともすれば面倒に感じる写真整理作業を楽しい体験に変えることを重視しました。

そして、写真や動画を整理して満足するのではなく、
整理した写真にコメントを加えたり順序を入れ替えるなどの編集を加えて、閲覧する(見返す)体験までをシームレスにつなげているところがポイントです。


お子様の写真や動画の整理、編集のお役に立つことができれば幸いです。

一父親としても、より使いやすいアプリにして頂きたいと考えておりますので、
改善のご要望、ご意見はお気軽に下記アドレスにお送り下さい。

info@anthill.jp



☆インストールはこちらから☆


このブログの人気の投稿

オラリティとリテラシー。~子どもが世界を知る二つの経路

著者が解説『プ譜』とは何か?概要とテンプレートを紹介します(動画あり)

高崎線の四人ボックス席で帰るプロジェクト 後編