【求人募集】離乳食の定期販売事業を始めます
この度、私の出身地である三重県紀北町の海産物を使用した、離乳食食材の定期販売モデル事業を行うことになりました。
本記事は、事業を行うに至った理由(生活者としての課題)と経緯、そして求人に関するエントリーです。
(☆本事業は『mogcook(モグック)』として、サービス提供中です)
■共働き夫婦にとって、離乳食の準備は大変だ!
共働きの我が家では、帰宅後娘が夕食をすぐに食べられるよう(もとい調理時間を短くするために)、休日にいくつかのメニューを作り置いたり、野菜や魚等を切って茹でる等、下ごしらえをして冷蔵&冷凍保存しています。
(で、帰宅したらレンジでチン、です)
この週末の作業はけっこう時間がかかるもので、洗濯や掃除、買い出し等その他の家事もありますから、そうした作業と合わせると、土日のいずれかは潰れてしまいます。
(最近は、薄味にしておけば、大人と同じメニューも食べられるようになったので、娘だけのメニューを作っておく必要はなくなってきましたが)
離乳食作りでは、子供の年月齢で食べていい食材や硬さ大きさが異なる上に、関連書籍では「旬のものを食べさせましょう」と指導(推奨)されます。
大切なわが子の食事ですから、そりゃ良いものを、種類もレパートリー豊富に食べさせてあげたいのですが、
自宅の近所にあるスーパーで、白身魚と言うと「タラ」「ヒラメ」「タイ」が定番で、その他の種類の魚はあまり入荷されないのです。
値段的には「タラ」が圧倒的に安いので、購入頻度と量も「タラ」→「ヒラメ」→「タイ」の順番になります。
ただ、これがスーパーに行くタイミングによっては、“生”タラがなくて、味付けされたタラしかない事もしばしば。
(こういう時、「エイッ!」とヒラメやタイを買うのですが、あくまで娘の口に入る食材として買うのであって、私の口には基本的には入りません。。)
整理をしますと、私たちが離乳食を作る上での課題は以下の3つでした。
1.下ごしらえの時間がかかる。
2.魚の種類が少なくて困る。
3.旬の魚を食べさせてあげたい。
この離乳食の課題に直面し私は、子供の年月齢に合わせて、食べてよい種類の魚を、
その魚の旬の時期に合わせて、定期的に販売してくれれば便利なのにと考えるようになったのです。
■離乳食の定期販売事業を、地元の水産業とつなぎたい。
ところで、私の出身地である三重県紀北町(旧紀伊長島町。以下“長島”と言います)は、主に水産業で成り立っている人口約17,000人の、自然豊かな町です。
紀北町ホームページ
http://www.town.mie-kihoku.lg.jp/
全国の小さな地方自治体が抱える課題=過疎化、産業の縮小をこの町も抱えており、
私はいつかこの町に戻って暮らすことを考えているのですが、
何か新しい仕事を作らない以上、Uターンして暮らすことなどままなりません。
そこで、私はこの町の水産業と離乳食の定期販売事業をつなぐことで、離乳食における課題を解決しつつ、地元に新しい仕事を作ることができるのではないかと考えました。
まず、長島で印刷業を営む同級生に相談したところ、彼と共に長島でデザイン会社を経営し、地域活性活動を行っている株式会社dgrenn(ディーグリーン)の東城さん(代表が小中学校の上級生でした)を紹介してもらい、面白いアイデアだと一緒にこの企画を進める事になりました。
その後、このアイデアを組み込んだ、地域資源を活用した事業プランを「起業支援型地域雇用創造事業」というプログラムに申し込んだところ、2013年5月に助成金を得られることが決定したのです。
■という訳で、求人をしています。
(※本求人は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました)
※以下求人情報を転載します※
「地域」「地域活性」「食」「食育」「育児」「新規事業」などのキーワードにピピっと引っかかるものがあり、こうした事業にチャレンジしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひご応募下さい。
お問合せもお気軽に!(大歓迎です!)
■応募連絡先:下記採用担当まで
電話 0597-47-2337
mail info@dgreen.jp
☆離乳食に関するその他の記事もあわせてどうぞ。
・離乳食における手間隙と愛情のトレードオフ
・離乳食をつくるモチベーション
・子どもの月齢に合わせた『離乳食 初めての旬カレンダー』
本記事は、事業を行うに至った理由(生活者としての課題)と経緯、そして求人に関するエントリーです。
(☆本事業は『mogcook(モグック)』として、サービス提供中です)
■共働き夫婦にとって、離乳食の準備は大変だ!
共働きの我が家では、帰宅後娘が夕食をすぐに食べられるよう(もとい調理時間を短くするために)、休日にいくつかのメニューを作り置いたり、野菜や魚等を切って茹でる等、下ごしらえをして冷蔵&冷凍保存しています。
(で、帰宅したらレンジでチン、です)
この週末の作業はけっこう時間がかかるもので、洗濯や掃除、買い出し等その他の家事もありますから、そうした作業と合わせると、土日のいずれかは潰れてしまいます。
(最近は、薄味にしておけば、大人と同じメニューも食べられるようになったので、娘だけのメニューを作っておく必要はなくなってきましたが)
離乳食作りでは、子供の年月齢で食べていい食材や硬さ大きさが異なる上に、関連書籍では「旬のものを食べさせましょう」と指導(推奨)されます。
大切なわが子の食事ですから、そりゃ良いものを、種類もレパートリー豊富に食べさせてあげたいのですが、
自宅の近所にあるスーパーで、白身魚と言うと「タラ」「ヒラメ」「タイ」が定番で、その他の種類の魚はあまり入荷されないのです。
値段的には「タラ」が圧倒的に安いので、購入頻度と量も「タラ」→「ヒラメ」→「タイ」の順番になります。
ただ、これがスーパーに行くタイミングによっては、“生”タラがなくて、味付けされたタラしかない事もしばしば。
(こういう時、「エイッ!」とヒラメやタイを買うのですが、あくまで娘の口に入る食材として買うのであって、私の口には基本的には入りません。。)
整理をしますと、私たちが離乳食を作る上での課題は以下の3つでした。
1.下ごしらえの時間がかかる。
2.魚の種類が少なくて困る。
3.旬の魚を食べさせてあげたい。
この離乳食の課題に直面し私は、子供の年月齢に合わせて、食べてよい種類の魚を、
その魚の旬の時期に合わせて、定期的に販売してくれれば便利なのにと考えるようになったのです。
■離乳食の定期販売事業を、地元の水産業とつなぎたい。
ところで、私の出身地である三重県紀北町(旧紀伊長島町。以下“長島”と言います)は、主に水産業で成り立っている人口約17,000人の、自然豊かな町です。
紀北町ホームページ
http://www.town.mie-kihoku.lg.jp/
全国の小さな地方自治体が抱える課題=過疎化、産業の縮小をこの町も抱えており、
私はいつかこの町に戻って暮らすことを考えているのですが、
何か新しい仕事を作らない以上、Uターンして暮らすことなどままなりません。
そこで、私はこの町の水産業と離乳食の定期販売事業をつなぐことで、離乳食における課題を解決しつつ、地元に新しい仕事を作ることができるのではないかと考えました。
まず、長島で印刷業を営む同級生に相談したところ、彼と共に長島でデザイン会社を経営し、地域活性活動を行っている株式会社dgrenn(ディーグリーン)の東城さん(代表が小中学校の上級生でした)を紹介してもらい、面白いアイデアだと一緒にこの企画を進める事になりました。
その後、このアイデアを組み込んだ、地域資源を活用した事業プランを「起業支援型地域雇用創造事業」というプログラムに申し込んだところ、2013年5月に助成金を得られることが決定したのです。
(※本求人は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました)
※以下求人情報を転載します※
三重県の水産物を活用した、離乳食商品の新規事業立ち上げ担当者を募集。
豊かな自然あふれる町で、商品の企画開発、製造工場との調整、顧客サポート等、
一つの事業にトータルに関わってみませんか。
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■雇用主:株式会社ディーグリーン
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■職種:企画営業
■内容:離乳食定期販売の企画営業【新規事業開発担当】
・離乳食食材の商品企画
・同販売促進、PR
・同販売促進、PR
・製造工場との交渉、調整(価格、数量、納期等)
・モニター募集、管理
・モニターからのフィードバックの管理、レポート作成
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■募集背景:
「起業支援型地域雇用創造事業」は、起業後10年以内の県内企業が、新たに人材を確保して行う、地域資源を活用した新製品・新サービスの開発や販路開拓、新たなビジネスモデルの構築等、地域に根ざした起業を目的にしています。
ディーグリーンはデザイン会社としてWebサイトや紙媒体の制作はもちろん、地域資源を活用したスイーツや食品企画、イベント運営などを行ってきました。
今回の事業では新たに地域の水産物を活用した離乳食食材を一から企画し、定期的に販売する事業を行うため、その立ち上げ担当者を採用する事になりました。
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■採用後の事業スケジュール
・2013.08~10月:商品企画、並行して製造工場調整、パッケージの企画、調達。
・2013.11~12月:商品試作。モニター募集。
・2014.01~03月:商品提供開始、モニターの意見のフィードバック、事業報告書作成
※本事業は2014年3月までの助成金事業のため、新商品企画製造後、モニターを募集し、その成果を事業報告します。事業結果を鑑み、事業継続が可能と判断できた場合、継続して事業を行って参ります。(それに伴って、継続採用も可能となります)
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■雇用条件
・勤務地:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区長島1261-7
・雇用形態:正社員
・給与:250,000円~
・勤務時間:午前9時~午後6時
・休日休暇:土日祝祭日、国民の休日、有給休暇、夏季休暇、年末年始休暇
・待遇:各種社会保険完備、住居斡旋
・活かせる経験:
食品に関わる商品企画、生産管理、事務法務経験。
通販サイトの立ち上げ、運営経験。
■株式会社dgreenについて
・インターネット、印刷関連事業(詳しくは下記ホームページをご覧下さい)
・ホームページ:http://www.dgreen.jp/
・社員数:3名
■応募連絡先:下記採用担当まで
電話 0597-47-2337
mail info@dgreen.jp
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■本事業を行うにあたっての優位性について
【町の優位性】
私たちが事業を行う三重県紀北町は、熊野灘へ回遊してくる魚を対象とした漁業や、リアス式海岸の湾内での魚類養殖などが盛んに行われ、磯釣りなどの遊漁も盛んな水産業の町です。水産加工場も多いため、離乳食食材の確保から加工を一つの町で行うことができます。水産業者や地元商工会、地元行政や大学とのネットワークもあるため、本事業を推進するためのサポートも整っています。
【事業の優位性】
少子化が問題となっている昨今、共働き家庭も増え続け、働くママ達の家事、育児はどんどん大変になっています。野菜や完成品(調理不要品)の定期販売は既に参入している企業がありますが、水産物に特化している企業はまだありません。私たちが提供したい離乳食は、子供の年月齢に応じ、食べていい旬の食材を、調理しやすい半完成品にして届ける事で、ママの手間を省略することを企図しています。
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※助成金事業という事で、助成期間の制限や、三重県紀北町での勤務になる事など、
いくつかの条件がありますが、「地域」「地域活性」「食」「食育」「育児」「新規事業」などのキーワードにピピっと引っかかるものがあり、こうした事業にチャレンジしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひご応募下さい。
お問合せもお気軽に!(大歓迎です!)
※本事業の求人は終了致しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※
☆離乳食に関するその他の記事もあわせてどうぞ。
・離乳食における手間隙と愛情のトレードオフ
・離乳食をつくるモチベーション
・子どもの月齢に合わせた『離乳食 初めての旬カレンダー』