離乳食をつくるモチベーション

8ヶ月になった娘が、外出先で初めて市販の離乳食を食たべました。
私はこの時、娘にある期待をかけていたのですが、残念ながらその期待は叶えてもらえませんでした・・・。

■娘が美味しそうに市販の離乳食を食べるのを期待していたのだが。。。

初めて食べた市販の離乳食は「しらすとわかめの煮込みうどん」と「さつまいもとかぼちゃのおかゆ」。
それぞれを一口食べた娘は、「うへぇ~」という顔をして、数回食べただけで口をつぐんでしまったため、結局この時はおっぱいだけをあげることになりました。

私はこの時、妻には内緒で、娘が市販の離乳食をモリモリ食べるよう“念”を送り続けていました。

うまそうに食べろうまそうに食べろうまそうに食べろ・・・
これまで、娘の離乳食はすべて妻が手作りしてきました。
月齢に合わせて食べていい食材を調べ、食べやすくうらごししたり、細かくきざんだり、すりつぶしたり、それはもう丁寧に作っています。

その甲斐あってか、娘は離乳食の準備をし始めると、バウンサーから身を乗り出して催促し、ムシャムシャと食べるのです。







そんな妻の努力に対し、なぜ水をさすようなことを願うのかと問われましたら、
それは、この離乳食作りと後片付けに、多くの時間を割かなければならないからなのであります。
(このあたりの様子はこちらの記事をご覧下さい→離乳食における手間隙と愛情のトレードオフ


■まずそうに食べたことで、モチベーションUP!!

離乳食は日曜に翌週分を作り置いているのですが、
この作り置く量をすこし減らすだけでも、妻の自由時間が増えるのではないかと思うのです。
そうして、その時間に自分の買物に行くとか、ヨガに行くとかして欲しいのです。
それはめぐりめぐって、私の自由時間ができ(ry

・・・えー、つまり、
「離乳食は私が作らなければいけない!」という思いがだんだん重荷になったり、自分のことに時間を使えなかったりするのであれば、
娘が市販の離乳食を美味しそうに食べることで、
妻には少しショックかも知れませんが、「市販の離乳食も使えるわね」と、肩の力を抜くことにつながると思ったのです。


しかし、私の念もむなしく、娘は市販の離乳食をとてもまずそうに食べました。


娘がまずそうに食べた時、妻は残念そうな、でも嬉しそうな表情で、
「あら~おいしくないの?」と言いました。

娘よ、、、、
これで、母上の離乳食づくりに新たなモチベーションが生まれてしまったではないか!




育児におけるパートナーの頑張りはとてもありがたい事ですが、すこしは肩の力を抜かないと、いずれどちらかがパンクするように思います。

でも、その頑張りに水をさすようなことは面と向かって言いにくい。
さりげなく、そのあたりのことを上手く伝える方法はないものでしょうか・・・?

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