カメラも使わなくなり、プリントもしなくなった私のスマホには、毎年3,000ほどの写真データが溜まっている。

本日11月30日は「カメラの日」であります。
カメラ、使わなくなりましたね。
かれこれ6年は使っておりません。写真はすべてスマホで撮影しております。娘の運動会もスマホです。
ただその写真も、2009年12月から2011年8月の約1年10ヵ月間に撮った写真は、わずか8枚でした。それが、娘の誕生を境に、今や毎月300枚は撮っています。


私はこうした撮影した写真を、離れて暮らす両親に毎月フォトブックにして送っておりますが、自宅用にプリントすることはしておりません。
プリントも、しなくなりましたね。
スマホで今撮影した写真を(正確には「写真」ではなくデータな訳ですが)見ることができるようになって、本当にプリントをすることがなくなりました。
プリントした写真を手に取るのは、保育園の行事で職員の方が撮影してプリントした写真を購入した時くらいです。

私は2011年から13年にかけて、写真、アルバム、カメラアプリの仕事をしたことがありますが、そのキッカケが「なぜプリントしないのか?」を考えたこちらのブログでした。

『パパ、ママ。どうしてプリントしないの?』


このブログ公開後、カメラ・写真・プリント業界の方々に声をかけて頂いて、イベントで「大量に撮影したスマホの写真の残し方」について発表(下図)したり、カメラアプリを作ったりしておりました。



スライドタイトルがなぜか表示されないのですが、『親バカパパがッ! ジョジョで! 考えるゥゥゥ!! スマホ時代の写真の残し方』というタイトルでした。

※ブログ形式でも見られます
『親バカパパがッ! ジョジョで! 考えるゥゥゥ!! スマホ時代の写真の残し方』


こちらのスライドにもあるように、「物語をいかに編集しやすくするか?」ということがプリントの鍵になるかなぁと考え、企画したのがこちらのアプリでした。

『操作がスイスイ気持ちいい。子供の写真整理&編集アプリ スクスクロール』


今やカメラは動画も撮影できるようになり、ストップモーションビデオまでつくることができます。
最近の楽しみは、アーネ(6才)とジージョ(2才)が私のスマホで撮影した写真をながめることですが、ただただ写真の撮影機能しかない低機能のおもちゃみたいな子ども用カメラがあって、撮影した写真を親が自分のスマホのカメラロールで見られる――なんてものがあれば楽しいかなぁ、なんてことを考えております。

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