2016/09/28

プロジェクトマネジメントに必要な、「関係性の可視化」と「記録」のツールについて

日本語学校の互いの言語を学びたい外国人留学生の日本人のマッチングプロジェクト。
同じく、小中学校向け異文化理解の小中学校向けプログラムの開発、普及プロジェクト。
自動車メーカーの販売店支援とCSRを一体化させたプロジェクト。
ガラケーメールを使った商店街活性化プロジェクト。
映画配給会社のオンラインチケッティング事業。
広告代理店のスマホ映画メディア事業。
カメラメーカーのアプリとアルバムを使ったプリント促進プロジェクト。
夫婦の育児情報とモノの情報をひもづけたリサーチ事業。
自治体の防災アプリの開発プロジェクト。
同じく、保育園検索マップの開発プロジェクト。
地方の魚を使った離乳食定期販売事業。
CM制作会社の動画制作アプリ事業。
展示会のリサーチ&企画プロジェクト。

業界や製品の異なる様々な事業・プロジェクトを、自分や他社のお金で行ってきて早10年以上が経ちます。
残念ながら百戦百勝、常勝将軍というわけにはいかず、辛酸をなめ、期待に応えれなかったこともございますが、私なりに失敗を省み、いかに事業・プロジェクト(※以下、プロジェクト)を大コケさせず、着実に前に進め、少しでも当初描いた目標に近づけていくかを考え、その考えを実践してきた中で、最も大事ではないかと考えているのが、

『プロジェクトのCSF(主要成功要因)と自分たちの環境・条件の関係をいかにつなぐか』

ということと、

『その関係をつなぐための記録を、いかに労少なく行い、活用できるか』

ということです。

前者の「関係」というキーワードには、色々なつなぎ方、つなげ方、つなぐ対象があります。

A.CSFと自分の環境・条件をつなぐ「施策」のつくり方
 (どんな施策を企画、立案すれば良いか?)
B.施策と成功要因のつなぎ方
 (施策を選べばOKな訳ではなく、立案した施策をどのように行うか?)
C.選択した既存のソリューションと自分の環境・条件とのつなぎ方
 (=自社の条件に合わせて、いかに使いこなすか。どう使ったか?)
D.CSFと自分の環境・条件をつなぐ「第三者」とのつながり方
 (=アライアンスなど、成功要因に至らせた第三者の存在。そこにどうアプローチしたか?)

こうした関係を整理、運用していく上で、個々の施策や議事などの記録が大事だと考えておるのですが、記録はGoogledocsでも記録の方法さえ決めれば何とでもなるものの、関係の可視化に適したツールはなかったので、これまではエクセルや紙と付箋で代用してきておりました。

そんなある日、検索だったかSNSのフィードだったかもはや定かではありませんが、
『マンモスプロジェクト(パラダイスウェア株式会社提供)』いうプロジェクトマネジメントツールを知りました。



先日、同社が開催する勉強会に参加し、各担当者とタスクの関係を可視化できる、プロジェクトマップという機能(下図参照)を体験してきました。


ドラッグ&ドロップで簡単にタスクの移動ができたり、マッピングすることで前後関係の把握がしやすいなど、あったらいいなぁと考えていた機能が備わっており、自分でも使ってみたいと感じた次第であります。

この勉強会はマンモスアカデミーという名前で定期的に行っており、本ツールはNPOなどは無償使用できるので、こちらのアカウントをフォローしておくことをおすすめします。


ところで。

今回の勉強会でパラダイスウェア社代表の橋本将功さんが
「プロジェクトは独自の製品・サービス・所産を製造するために実施される有期性の業務」であり、
「プロジェクトの本質は不確実性である(わからないことが多い、あやふや)」とおっしゃっていたのを聞いて、それは、人生も同じではないかと思い、であるならば、子どもは自分の人生のプロマネではないかと感じました。

私が経験してきたプロジェクトマネジメントの業務というと、
製品・サービス企画、営業、代理店の開拓とサポート、アライアンス提案、サイト・アプリ企画、デバック作業、イベント・ワークショップ・セミナー設計・開催、ブログ・ホワイトペーパーの執筆、スタッフや外注先のスケジュール及び予算の管理、請求、トラブル対応、リサーチ、リリース作成、各種マニュアル・FAQの作成、各種契約書・申込書の作成、カスタマーサポート、街頭ビラ配り、ゴミ出し、掃除、お茶出し、その他調整調整調整などなど、たいがいのことをやってきておりますが、
これらの業務内容はともかく、プロマネとして身につけておきたい素養である(と私が考える)、

・タスクのお見合いをしない
・ポテンヒットになりそうなボールは拾いにいく(サッカーならルーズボール)
・他の人がやっていることに知らん顔をしない
・中途半端でもいいので、一回出す(※これは賛否両論あり)
・他者が取り組みやすいよう、橋をかける仕事をする
・わからなかったら、すぐに一回自分で考えてから人に聞く

といったことは、子どもに身につけさせておきたいなぁと思った次第です。

人生はプロジェクトである、と言えば、家づくりでも、結婚式も、子育てもプロジェクトと言ってよいと思いますが、プロジェクトがマネジメントしづらいように、子育てもマネジメントしづらいものでございます。
硬直した、融通のきかないマネージではない、良きプロマネの方法を、どうにかこうにか考えていきたい今日このごろ、たった二人しかいない夫婦間のマネージすら万全!といかぬ私ではありますが、雲外蒼天の精神で精進して参ります。