2016/05/10

パーソナル編集者、パーソナルPRサービスの可能性について



「パーソナルほにゃらら」という仕事はこれまで沢山あった。
パーソナルほにゃららの仕事は、大別すると「個人から個人へ(こっちが王道)」というものと「個人から企業へ(こっちは本エントリの都合上、あえて挙げます)」の2種類がある。

「個人から個人へ」の場合、体のメンテナンス、ダイエット等のパーソナルトレーナー。パーソナル管理栄養士。
お洒落にしてくれるパーソナルスタイリストやカラーリスト。
音楽、語学など趣味の個人レッスンもその範疇。
ビジネスに寄せれば、秘書、メンター、コーチ(コーチング的な意味での)、転職代理人(エージェント)もそうだろう。
(※スポーツ界のエージェントと比べ、一般的な転職では一人当たりの移籍金総額が低く数をさばかなければいけないため、転職市場でのエージェントにはパーソナル感は少ないが)

「個人から企業へ」という場合は、各種デザイナーやエンジニアなどが古くから自分のパーソナルサービスを提供してきている。

このパーソナルサービス。
インターネットの普及・発展や、働き方のスタイルの変化、企業の業務の進め方、プロジェクト型の仕事の増加など、様々な社会的要因がからんで、これまでパーソナルに提供されてこなかった仕事・サービスが今後はパーソナルに提供されていくように思う。
そして、それと表裏一体でこれまでパーソナルサービスを必要としてこなかった職種も、そうしたサービスを求めるようになってくる。
新しく、営業マン、インサイドセールス、カスタマーサポート、プロジェクトマネージャー、アーキビストなどなどが、その職能を提供するのと同様に、自分たちをサポートしたりエンパワーメントしてくれるパーソナルサービスを求めるようになるはずだ。

そこで、個人的に注目しているのが「編集者」と「PR」的機能のパーソナルサービス化だ。
プロジェクト型社会が進めば、個人(企業に所属していてもフリーランスであっても)に仕事が依頼される頻度は高くなっていくと思う。

既知のネットワークから仕事を依頼されるのが一番楽なんだが、一寸先は闇な世の中、新規案件はゲットし続けなければならない。
そこで必要になってくるのが「見つけてもらう」ことだ。
これまではクラウドソーシングサイトや転職エージェントサービスに登録するしかなかったところが、今後はブログやSNS等で常に情報(仕事の実績やオピニオンなど)を発信していくことが大事になる。

でも、多くの人はその情報をどのように発信すればよいかわからない。
より多くの人々に見つけてもらうには、どのようにブログを書けば良いか?
自分が望む仕事に就きたい場合、どのようにして自分という素材を編集すればよいか。PRすればよいか?
編集者やPRパーソンはそんな悩みに解を提供できる仕事だ。

「ほぉほぉ、つまりブログを編集・PRしてあげればいいワケね」とは問屋がおろさない。というかおろせなくて、パーソナルサービスとして提供するなら、編集やPRするものは既に取りだされているテキストだけなハズがない。
相手の脳みその中にある考え方もそうだし、その人が趣味でつくっているハンドメイド製品かも知れない。
有形無形、今のその人の本業もしくは趣味。
色々なものが編集とPRの対象になってくると思う。

どのようなサービス、どの程度の業務量で、いくらで提供するかは当然ユーザーの意向、市場の反応を見て決めていくしかないが、これまで閉じていた編集者やPRの機能が外に向かって開放されていくことを想像すると、とてもワクワクする。