怒りすぎる前に、ウォール・マリアを心の中に築こう

娘が生まれるまでは、いつも笑顔の絶えない家庭と、親のいうことをよく聞く子ども、みたいな幻想をもっておりましたが、育児生活3年が終わり、4年目を迎えてそんなものはやはりイリュージョンだったんだなぁと感じる今日この頃です。

いくら3歳児、4歳児であっても、時々カチンとかイラッとさせられることがありまして。

朝食に食べるといったものを、「やっぱりイヤだ」と言って食べなかったり。

着替えた服や靴下が気に入らず、保育園へ出発する直前に着替えたがったり。

朝のドタバタ時間や、夜の体力低下・睡魔襲来時間にこのようなことがあると、ダムが決壊するというか、牛舎の柵がなぎ倒されるというか、

「あ、崩壊しちゃった・・・」

と感じつつ、ついつい怒りすぎてしまうことがしばしばあります。

これはどうにかせなあかんので、以下のような対策を講じたところ、まぁまぁ効果があるのでご紹介致します。


これは性格にもよるでしょうが、たいてい親は怒りたくて怒っているわけではないですよね。

私もそうですが、救いは「あ、壁こわれちゃった・・・」と、自己認識しているところにあるので、だったらその壁を一層ではなく、複数層持てばいいんじゃないかと。

つまり、こいうことです。


一層目が壊れたとしても、まだ二層目、三層目がある―。

と思えば、随分きもちに余裕が出るものです。

一層目の崩壊ではまだ怒らず。

二層目の崩壊で注意又はイエローカードを出し。

三層目が崩壊したら怒っちゃっても仕方ない。

ここまでいったら、よく怒らなかったねと自分を褒めてあげればいいと思います。
(・・・違うか)


子どもは結構瞬間で気分が変わる生き物でもありますから、二層目に進撃してくる間に直前までの手こずりが収まっていることもあります。

怒りたくないのに怒っちゃう、というパパママのみなさま、よろしければ、一度お試しください。

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