4歳娘がなぞなぞを出せるように、なぞなぞを分解・分類してみる
娘が4歳になってから保育園で教えてもらっているのか、なぞなぞが好きになりました。
登園中でも風呂に入っていも「なぞなぞ出して~」とリクエストされます。
いきなり出せと言われるので、目につくものを探してなぞなぞを考えます。
風呂だったら、
「プ~はプ~でも、きれいにしてくれるプ~はなんだ?」
とか。
一時、ねづっちのなぞかけが流行りましたが、今回は4歳児でもわかるなぞなぞを、いつでもどこでも出せるように。
そして、それを娘が身につけて娘自身がなぞなぞを出せるように、なぞなぞの型を整理してみました。
4歳児が理解、回答できるレベルに並べると、大きく以下のようになると思います。
1.ダジャレ型
2.同音異義語型
3.比喩、暗喩型
今回は、ダジャレ型のなぞなぞの作り方をメモしておきます。
まず、ダジャレ型にもタイプがあります。
(※「元となる単語」とは、なぞなぞの答えとお題の音が同じ単語のこと)
1-A 〔元となる単語+☐☐〕式
1-B 〔☐☐+元となる単語〕式
1-C 〔☐☐+元となる単語+☐☐〕式
1-D 〔元となる単語を違う言語に変換〕式
〔元となる単語+☐☐〕式は、
パンはパンでもお尻をかくすパンはなんだ?
タイはタイでも車にくっついてくるタイはなんだ?
という、元となる単語に文字をくっつけるタイプ。
これが子どもには最も簡単。
〔☐☐+元となる単語〕式は、
パンはパンでも食べられないパンはなんだ?
タイはタイでもパパの首にまくタイはなんだ?
という、別の単語に元となる単語が隠れる、後にくっついてくるタイプ。
〔元となる単語+☐☐〕式に比べ、若干難易度が上がる。
〔☐☐+元となる単語+☐☐〕式は、
パンはパンでも木登りが得意なパンはなんだ?
という、元となる単語が答えの単語の間に挟まっているもの。
これは答えるコドにとっては〔☐☐+元となる単語〕式と難易度は変わらないですが、
お題を出す方にとってはハードルが上がります。
違う言語に変換式は、
車が10台隠れている布はなんだ?
というように、英語などの異なる言語の音を拾ってなぞなぞにするタイプ。
これは英語に親しんでないと理解できないので、以上おしまい。
■お題の条件設定の具体度は低い方がいいと思う
いずれのタイプにせよ、大事なのは答えを導くためのヒント・条件です。
たとえば、
「パンはパンでも動物園にいるパンはなんだ?」と出します。
この場合、出題者の私の頭にパンダがいたのですが、
4歳娘が「ヒントちょうだい」と言うので、
「白い顔で目の周りがくろい・・・」と言いかけると、
「う~ん、チンパンジー?」と答えて、思わずブーと言いそうになったことがありました。
でも、チンバンジーはまごうことなく正解です。
そこで、パンダという答えを正解にしたければ、
「動物園にいる白い顔で目の周りがくろい生き物はなんだ?」くらい具体的に言わなければなりません。
同じように、こんなことがありました。
「オニはオニでも、おいしいオニはなんだ?」
私は毎朝娘におにぎりを作っているので、当然その答えを期待していましたが、
ヒントちょうだいのリクエストに「パパが毎朝つくってる・・・」と言いかけると、
「う~ん、おにくぅ?」と答えられて、
4歳から肉食女子かよ、しかも毎朝つくってるおにぎりはの具は肉じゃなくて魚だわ!と大笑いしてしまいました。
これもおにぎりと言わせたければ、おにぎりの形だったりお米を思わせる条件を提示しなければなりません。
この条件設定をどこまで具体的にするかは悩ましいところですが、個人的には具体度が低い方が、子どもが考える余白が多くていい気がします。
お題の出しやすさと答えやすさから、元となる単語は動詞や形容詞よりも名詞が中心になります。
名詞で出題しようとすると、周りに具体的なモンがあるとなぞなぞを作りやすいですが、
何もなかったり出し尽くしてしまったりしている場合の対処法として、子どもが慣れ親しんでいる「数字」を持ってくるという手があります。
1なら、小さくて甘酸っぱい1はなんだ?
というやつです。
まぁ、ここでも具体度の問題はあって、娘に
「ナナ(7)はナナでも、黄色くておいしいナナはなんだ?」
と聞いているのに、
「う~ん、ななくさ?」と答えられ、
せり、ほとけのざは黄色っぽくもないけどさぁ、と思いましたが。
■問い方によって答えは変わる
さてさて、そんな楽しいなぞなぞ遊びとイケてない出題のせいで重ねた失敗から、一つの示唆を得ることができました。
それは、「問い方によって答えは変わる」ということです。
私のなぞなぞの出題=問いによって、こちらの想像を超えた答えが返ってきた経験は、新規事業の企画、CSFの達成方法、プロジェクトを進めるための施策立案など、つねに答えを探し求めてついつい近視眼的な手を打ちがちな中、思いがけぬ答えを得られるかも知れないなぁと感じた次第です。
(ここはどうも面白そうなテーマなので、別の機会に考えたいと思います)
以上、親バカが最前線からお伝えしました。
登園中でも風呂に入っていも「なぞなぞ出して~」とリクエストされます。
いきなり出せと言われるので、目につくものを探してなぞなぞを考えます。
風呂だったら、
「プ~はプ~でも、きれいにしてくれるプ~はなんだ?」
とか。
一時、ねづっちのなぞかけが流行りましたが、今回は4歳児でもわかるなぞなぞを、いつでもどこでも出せるように。
そして、それを娘が身につけて娘自身がなぞなぞを出せるように、なぞなぞの型を整理してみました。
4歳児が理解、回答できるレベルに並べると、大きく以下のようになると思います。
1.ダジャレ型
2.同音異義語型
3.比喩、暗喩型
今回は、ダジャレ型のなぞなぞの作り方をメモしておきます。
まず、ダジャレ型にもタイプがあります。
(※「元となる単語」とは、なぞなぞの答えとお題の音が同じ単語のこと)
1-A 〔元となる単語+☐☐〕式
1-B 〔☐☐+元となる単語〕式
1-C 〔☐☐+元となる単語+☐☐〕式
1-D 〔元となる単語を違う言語に変換〕式
〔元となる単語+☐☐〕式は、
パンはパンでもお尻をかくすパンはなんだ?
タイはタイでも車にくっついてくるタイはなんだ?
という、元となる単語に文字をくっつけるタイプ。
これが子どもには最も簡単。
〔☐☐+元となる単語〕式は、
パンはパンでも食べられないパンはなんだ?
タイはタイでもパパの首にまくタイはなんだ?
という、別の単語に元となる単語が隠れる、後にくっついてくるタイプ。
〔元となる単語+☐☐〕式に比べ、若干難易度が上がる。
〔☐☐+元となる単語+☐☐〕式は、
パンはパンでも木登りが得意なパンはなんだ?
という、元となる単語が答えの単語の間に挟まっているもの。
これは答えるコドにとっては〔☐☐+元となる単語〕式と難易度は変わらないですが、
お題を出す方にとってはハードルが上がります。
違う言語に変換式は、
車が10台隠れている布はなんだ?
というように、英語などの異なる言語の音を拾ってなぞなぞにするタイプ。
これは英語に親しんでないと理解できないので、以上おしまい。
■お題の条件設定の具体度は低い方がいいと思う
いずれのタイプにせよ、大事なのは答えを導くためのヒント・条件です。
たとえば、
「パンはパンでも動物園にいるパンはなんだ?」と出します。
この場合、出題者の私の頭にパンダがいたのですが、
4歳娘が「ヒントちょうだい」と言うので、
「白い顔で目の周りがくろい・・・」と言いかけると、
「う~ん、チンパンジー?」と答えて、思わずブーと言いそうになったことがありました。
でも、チンバンジーはまごうことなく正解です。
そこで、パンダという答えを正解にしたければ、
「動物園にいる白い顔で目の周りがくろい生き物はなんだ?」くらい具体的に言わなければなりません。
同じように、こんなことがありました。
「オニはオニでも、おいしいオニはなんだ?」
私は毎朝娘におにぎりを作っているので、当然その答えを期待していましたが、
ヒントちょうだいのリクエストに「パパが毎朝つくってる・・・」と言いかけると、
「う~ん、おにくぅ?」と答えられて、
4歳から肉食女子かよ、しかも毎朝つくってるおにぎりはの具は肉じゃなくて魚だわ!と大笑いしてしまいました。
これもおにぎりと言わせたければ、おにぎりの形だったりお米を思わせる条件を提示しなければなりません。
この条件設定をどこまで具体的にするかは悩ましいところですが、個人的には具体度が低い方が、子どもが考える余白が多くていい気がします。
お題の出しやすさと答えやすさから、元となる単語は動詞や形容詞よりも名詞が中心になります。
名詞で出題しようとすると、周りに具体的なモンがあるとなぞなぞを作りやすいですが、
何もなかったり出し尽くしてしまったりしている場合の対処法として、子どもが慣れ親しんでいる「数字」を持ってくるという手があります。
1なら、小さくて甘酸っぱい1はなんだ?
というやつです。
まぁ、ここでも具体度の問題はあって、娘に
「ナナ(7)はナナでも、黄色くておいしいナナはなんだ?」
と聞いているのに、
「う~ん、ななくさ?」と答えられ、
せり、ほとけのざは黄色っぽくもないけどさぁ、と思いましたが。
■問い方によって答えは変わる
さてさて、そんな楽しいなぞなぞ遊びとイケてない出題のせいで重ねた失敗から、一つの示唆を得ることができました。
それは、「問い方によって答えは変わる」ということです。
私のなぞなぞの出題=問いによって、こちらの想像を超えた答えが返ってきた経験は、新規事業の企画、CSFの達成方法、プロジェクトを進めるための施策立案など、つねに答えを探し求めてついつい近視眼的な手を打ちがちな中、思いがけぬ答えを得られるかも知れないなぁと感じた次第です。
(ここはどうも面白そうなテーマなので、別の機会に考えたいと思います)
以上、親バカが最前線からお伝えしました。