2015/09/17

子供のママゴトから学ぶ「経験の整理」と学び、成長のサイクル

もうすぐ4歳になる娘の好きな遊びベスト3をあげると、

1.保育園ごっこ
2.病院ごっこ
3.ブロック

という順序で上位2つにままごとが入ります。
ここでは特にリクエストの多い「保育園」と「病院」を上げていますが、他にも「レストランごっこ」や「買物ごっこ」もよくやります。
娘がやること、話すことはたいてい同じ内容のくり返しで、永遠のマンネリズムを感じて、うとうとしようものなら、

「パパねないでっ!」

のするどい声にままごとの世界に引き戻される土日の朝です。

ところが、最近こうしたママゴトの世界に新しい要素が入るようになってきました。

買物ごっこの時、レジ係の娘が、

「ぽいんとかーどはおもちですか?」

と聞いてきたり、
レストランごっこで、

「なんめいさまですか?」

と聞いてきたり。


このあたりは個人差があるでしょうが、今までの買物ごっこは袋にモノをつめて、お金を払って、さようなら→いらっしゃいませ、の大筋の内容が再現されるばかりで、ポイントカードという細かな内容について触れられることはありませんでした。
(もちろん、ポイントカードが強く印象に残る子供もいるでしょう)

4歳近くになって、こうした細かな部分がままごとでも再現されるようになってきた感じがします。

ままごとは子どもの世界の広がりとともに拡張する、というか。

真似ることは学ぶこと、という言葉がありますが、娘にとってのままごととは、自分が経験したことの整理を行う場であると言っていいと思います。

ままごとの中でもう一度疑似体験することで、その経験を咀嚼して自らのものにしていくという作業を行っているのではないかと思うわけですが、こうした一連の行為を娘の学び、成長のサイクルに組み入れるて下のような図を描いてみました。



今回の件でいえば、娘はお店で「体験」したことを、ままごとで「まね」てみせました。
(まねることは即ち自ら実践することです)
「体験」をして疑問に感じるものがあれば、「なぜ?」と親に聞いてきます。

これはなにも子供にかぎったことではありませんが、子供(特に幼児)は大人に比べて体験するモノゴトの規模や制約の少なさから、体験したこと、疑問に思ったことをすぐに行動にうつすことができます。
そうして、子供はこうした「問い」→「表現」→「体験」の一連のサイクルを繰り返しながら、学びと成長を繰り返しているのではなないでしょうか。


その時、親にできることは、以下のようなことだと思います。

・子供が自分で表現しようとした時、「やってみよう」「自分ならできる」と子供が思えるようになるための自己肯定観を日ごろから育む。
・子供の問いにいい加減に答えない。
・他者による、他所での体験機会を提供する。
・「パパ、ママみて~」という「表現」の瞬間につきあう。


・・・あとは、ままごと中はできるだけ寝ないことでしょうか。
みなさまのご健闘をお祈りしております。


■余談だが
子供は遊びの中にインプットとアウトプットを組み込んでいるとも言える気がするんだが、大人になってもこの点は見習いたいというか、それができるようになる工夫を考えてみたいものだ。