付箋を使ったキロク方法を実践してみたよ

2014年6月28日に『「激論」ソーシャルメディア時代のジャーナリストに必要なスキルとは何か』というイベントに参加してきました。
菅谷明子さん、依光隆明さんといったビッグネームの金言をしっかりキャッチしブログにまとめるべく、新しいキロク方法を試してみたのでメモっておきたいと思います。


本イベントには5つのセッションがあり、それぞれ複数の登壇者がトークセッション型で進める形でした。

まず、付箋に気になったことを1シート1フレーズで書いていきます。
(発言者なども一緒にメモ)


そのメモをセッション別にまとめてから、次にセッション内の話題別に細分化して並べ替えます。
この段階まではほぼ時系列の並べ方。


時系列に並べた全体像を眺めてみると、「そうそう、ここ大事」というものと、「なんでこれメモってんだろう?」というものが出てきます。
それらの中から、イベントに参加した問題意識や自分が知りたかった事、学びたかった事を元に、ブログに書きたいものを抽出していきます。

この抽出作業はブログに書く上での構成(書く順番)を念頭に並べ替えていきます。
脳みそをブログ脳にして、文章を書く上での「つなぎ」の言葉を新しい付箋に書き足したり、元の付箋に赤字で書き込んでいきます。



こうして不要なメモを省き、ブログの構成順に並べ替えた付箋をもとにブログを書いていくと、清書感覚でめちゃくちゃ簡単に短時間で書くことができました。

この方法が使える対象は限られてくると思いますが、セミナーやワークショップなどには有効ではないでしょうか。

ちなみに、この方法は合同会社++キロク学会#01のワークショップからヒントを得たものです。
(いや~、確実にキロク学会の成果が出ているゼッ。)


こうして書き上げたブログがこちら(↓)。
『ソーシャルメディア時代のジャーナリストの稼ぎ方を探しに行ってきたけど。』
よろしければご覧くださいませ。



キロク方法に関するエントリーはこちらもどうぞ:
『キロク学会で新しいトークセッションの記録方法『話譜』を実践してきたよ』
『ライブエンタメとしてのトークセッションと記録方法』

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