子どもに完成品を与えることの良しあし

休日に娘と積み木や布製の野菜グッズを使ってままごとを楽しんでいました。

野菜をさわっていた娘の手が汚れたらしく、

「て、あらわなきゃ~」

と言ったので、
私は木製の台所セットにある蛇口を指さし、
「あそこで洗っておいで」と言いました。

娘のままごと台所セット

ところが娘は、台所セットには向かわず、食卓に倒れていたペットボトルの上に真四角の積み木を置いて、

「きゅっきゅっ。みずだよ~」

と言って積み木をひねり、手を洗う真似をはじめたのです。



「完成品」というか「それそのもの」を子供に与えることの良しあしを考えさせられます。

なんとういか、おもちゃに“余白”があれば、そこを子供が想像力で埋めていき、さらに遊びを発展させていくと思うのですよ。


いや~。
子供って、本当にイノベーティブですね~(←親バカ)。

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