「スラムダンク」で振り返る、朝の登園生活~仙道編
2週間にわたる娘の慣らし保育が終わり、今週からいよいよ本格的な保育園生活が始まりました。
保育士である妻のシフトの都合上、6時台には家を出てしまうため、娘が起床してからの準備と登園は私の担当になります。
娘と共に初めて経験する、朝から妻のいない生活、娘の食事の支度などのテンヤワンヤをレポートします。
1.妻のいない朝の登園準備はやることいっぱい。
朝、娘が起きてからのタスクを時間順に並べてみました。
(娘のお腹のすき具合によって前後します)
【6:30頃~】
01.マグマグの熱湯消毒
02.家族全員の布団をたたむ
03.娘の着替え、オムツ替え
04.ホットタオルで顔ふき、ローションぬり
05.朝食づくり
基本メニューはパンを焼き、中に野菜を入れたダシ巻き卵焼き、
スープ(ポタージュか味噌汁)、バナナヨーグルトを用意します
06.手を拭いてエプロン着せる
07.食器の後片付け、娘のローチェア拭き
08.歯磨き
09.検温
10.体温、朝食メニュー、睡眠時間を連絡帳に記入
11.うんちをした場合は「硬」、「普」、「軟」と便の程度を記入
【8:10頃~】
12.園バッグ、着替え袋、ビニール袋を持って出発
13.園に到着したら、靴と靴下をぬぐ
14.バッグ、汚物袋、上着などを所定の場所にかける
15.連絡帳、補充の着替え、オムツを所定の場所に置く
16.補充した着替えから、今日の分の着替えセットをオムツと一緒に作っておく
これらのタスクの内、01~04、06~08は毎日行ってきました。
朝食作りや登園準備が増えたところで、
なんてことないさ。
いつも通り、いこうぜ。
2.娘が座って食べてくれない・・・!!
当初のプランでは、朝食を一気に作ってしまい、娘が食べている内に、その他の準備をすれば良いと考えていました。
しかし、そのプランは初日から崩壊しました。
まだ保育園に慣れないこと(登園時は必ず大泣き)、妻がおらず「ママ、ママ」と探して寂しいことがあいまってか、居間に置いてある椅子に座って食べないのです。
両脇をかかえて座らせようとしても、両足をぶんぶん振って座りたがらず、立って食べようとするか、私の膝に乗って食べたがるのです。
これでは準備が進みません!
そこで、居間に置いていた椅子を私が食事の準備をしている台所に持ってきたところ・・・、
私がすぐ傍にいいる安心感からか、座って食べるようになったのです!
これで残るメニューづくりと他の準備がはかどるぜ。
3.ぜんぜん予定通りに進まねぇ・・・!
娘がごはんを食べ、次のメニューを作りながら私も食べ、一つずつタスクをこなしていきます。
ここはうっかり忘れてしまうかも、と注意していた連絡帳への朝ごはんのメニュー書きや、検温と体温記入もこなしました。
自分の着替えも終わっています。
なんだが余裕があるから掃除機かけて、お米まで洗って予約炊飯しちゃいました。
よし、順調だと思い、娘からせがまれていた絵本を読み終わった瞬間、補充用のオムツ達に娘の名前を書いていないのを思い出しました。
まずい!
今から全部書いてたんじゃ間に合わない。
くっ、残り時間は!?
・・・そうだ。まず1枚だ。
落ちついて1枚書こう。
今日の分さえ書けば、明日の分はまた書けばいいのだから。
4.ついにお褒めの言葉を頂く。
準備を整えて、さぁ登園。
保育園に着いたら、いきなり門の電子キーの番号を忘れて園に入れません。
(他の園児の親子にまぎれて事なきをえました)
娘を抱っこして教室に入ったら、
「あら?クツ履きっぱなしね。」
と保育士さんに注意されました。
園に入った途端、グズり始める娘。
同じクラスの子供たちの泣き声。
おぉぉ、落ち着け、落ち着けオレ・・・!
所定の位置にバッグをかけ、汚物入れをかけ、
連絡帳、オムツを所定の場所に補充しました。
娘を保育士さんに預け、なんとか朝の一仕事を終えた私は、
すぐさま妻にメールをしました。
今朝の娘の様子や、今朝行ったタスクに抜け漏れがないかの確認(当然、全てクリアしています!)と合わせて、ご飯炊きも掃除もしちゃったというアピールのためです。
日ごろ、私の育児サポートをめったに褒めたり喜んだりしてくれない妻ですが、
登園以外に掃除などをしたことのポイントが高かったのか、
「ありがとう。助かります♥」
という返信メールが。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・う、うれしい。
・・・・・・・・・・・・もっと、
・・・・・・・・・・・・・・・もっと、
この一言で、私の朝のドタバタが報われたような気がします。
心の中で歓喜にむせび泣きつつ、ドヤ顔満面の私でしたが、
続きの文面を読んで、頭が真っ白になりました。
「着替えセットは作ったかしら?」
・・・着替えセットってなんのこと?
家から持って行った着替えを、所定の娘の棚に入れるだけじゃないの?
違うのです。
冒頭の保育園タスクNo.16にあるように、
保育園では毎日必ず1回着替えを行うため、着替えを補充したら、
“補充した着替えから、今日の分の着替えセットをオムツと一緒に作って” おかなければならないのです。
「すみません、忘れました。。。」
というメールを妻に送って数秒後、
「帰ったら、おさらいしようね」
と返信が。
てへペロで許してくれるかな・・・。
(C)井上雄彦/集英社
保育士である妻のシフトの都合上、6時台には家を出てしまうため、娘が起床してからの準備と登園は私の担当になります。
娘と共に初めて経験する、朝から妻のいない生活、娘の食事の支度などのテンヤワンヤをレポートします。
1.妻のいない朝の登園準備はやることいっぱい。
朝、娘が起きてからのタスクを時間順に並べてみました。
(娘のお腹のすき具合によって前後します)
【6:30頃~】
01.マグマグの熱湯消毒
02.家族全員の布団をたたむ
03.娘の着替え、オムツ替え
04.ホットタオルで顔ふき、ローションぬり
05.朝食づくり
基本メニューはパンを焼き、中に野菜を入れたダシ巻き卵焼き、
スープ(ポタージュか味噌汁)、バナナヨーグルトを用意します
06.手を拭いてエプロン着せる
07.食器の後片付け、娘のローチェア拭き
08.歯磨き
09.検温
10.体温、朝食メニュー、睡眠時間を連絡帳に記入
11.うんちをした場合は「硬」、「普」、「軟」と便の程度を記入
【8:10頃~】
12.園バッグ、着替え袋、ビニール袋を持って出発
13.園に到着したら、靴と靴下をぬぐ
14.バッグ、汚物袋、上着などを所定の場所にかける
15.連絡帳、補充の着替え、オムツを所定の場所に置く
16.補充した着替えから、今日の分の着替えセットをオムツと一緒に作っておく
これらのタスクの内、01~04、06~08は毎日行ってきました。
朝食作りや登園準備が増えたところで、
なんてことないさ。
いつも通り、いこうぜ。
2.娘が座って食べてくれない・・・!!
当初のプランでは、朝食を一気に作ってしまい、娘が食べている内に、その他の準備をすれば良いと考えていました。
しかし、そのプランは初日から崩壊しました。
まだ保育園に慣れないこと(登園時は必ず大泣き)、妻がおらず「ママ、ママ」と探して寂しいことがあいまってか、居間に置いてある椅子に座って食べないのです。
食事用のローチェア |
両脇をかかえて座らせようとしても、両足をぶんぶん振って座りたがらず、立って食べようとするか、私の膝に乗って食べたがるのです。
これでは準備が進みません!
そこで、居間に置いていた椅子を私が食事の準備をしている台所に持ってきたところ・・・、
私がすぐ傍にいいる安心感からか、座って食べるようになったのです!
こうした工夫が育児の醍醐味だぜ。 |
これで残るメニューづくりと他の準備がはかどるぜ。
3.ぜんぜん予定通りに進まねぇ・・・!
娘がごはんを食べ、次のメニューを作りながら私も食べ、一つずつタスクをこなしていきます。
ここはうっかり忘れてしまうかも、と注意していた連絡帳への朝ごはんのメニュー書きや、検温と体温記入もこなしました。
自分の着替えも終わっています。
なんだが余裕があるから掃除機かけて、お米まで洗って予約炊飯しちゃいました。
よし、順調だと思い、娘からせがまれていた絵本を読み終わった瞬間、補充用のオムツ達に娘の名前を書いていないのを思い出しました。
オムツの裏面に名前を書かないといけない |
まずい!
今から全部書いてたんじゃ間に合わない。
くっ、残り時間は!?
・・・そうだ。まず1枚だ。
落ちついて1枚書こう。
今日の分さえ書けば、明日の分はまた書けばいいのだから。
4.ついにお褒めの言葉を頂く。
準備を整えて、さぁ登園。
保育園に着いたら、いきなり門の電子キーの番号を忘れて園に入れません。
(他の園児の親子にまぎれて事なきをえました)
娘を抱っこして教室に入ったら、
「あら?クツ履きっぱなしね。」
と保育士さんに注意されました。
園に入った途端、グズり始める娘。
同じクラスの子供たちの泣き声。
おぉぉ、落ち着け、落ち着けオレ・・・!
所定の位置にバッグをかけ、汚物入れをかけ、
連絡帳、オムツを所定の場所に補充しました。
娘を保育士さんに預け、なんとか朝の一仕事を終えた私は、
すぐさま妻にメールをしました。
今朝の娘の様子や、今朝行ったタスクに抜け漏れがないかの確認(当然、全てクリアしています!)と合わせて、ご飯炊きも掃除もしちゃったというアピールのためです。
日ごろ、私の育児サポートをめったに褒めたり喜んだりしてくれない妻ですが、
登園以外に掃除などをしたことのポイントが高かったのか、
「ありがとう。助かります♥」
という返信メールが。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・う、うれしい。
・・・・・・・・・・・・もっと、
・・・・・・・・・・・・・・・もっと、
この一言で、私の朝のドタバタが報われたような気がします。
心の中で歓喜にむせび泣きつつ、ドヤ顔満面の私でしたが、
続きの文面を読んで、頭が真っ白になりました。
「着替えセットは作ったかしら?」
・・・着替えセットってなんのこと?
家から持って行った着替えを、所定の娘の棚に入れるだけじゃないの?
違うのです。
冒頭の保育園タスクNo.16にあるように、
保育園では毎日必ず1回着替えを行うため、着替えを補充したら、
“補充した着替えから、今日の分の着替えセットをオムツと一緒に作って” おかなければならないのです。
「すみません、忘れました。。。」
というメールを妻に送って数秒後、
「帰ったら、おさらいしようね」
と返信が。
てへペロで許してくれるかな・・・。
(C)井上雄彦/集英社