一升餅ならぬ、一升チーズを作ろう!
子供が一才の誕生日を迎える際、「一生丸く長生き出来るように」「一生食べ物に困らないように」等の意味を込め、子供に背負わせる伝統行事「一升餅」。
わが家ではこの餅をチーズにしてみることにしました。
■お正月前に餅を送るのも芸がない。
おっぱいが良く出るようになるからと、実家から大量に送られてきた餅がたくさん残っているのと、
また、一升と言うと1.8kgもあり、わが家では食べきれないため、
小分けにして親族、友人に贈ろうと考えたのですが、
間もなく年末になろうとする時期に餅を贈るのも芸がないので、
何か他によいモノがないか考えていました。
そんな折、オランダのアルクマールのチーズ市を特集したTV番組を見て、
「チーズ、しょわしても(背負わせても)ええんちゃうか」
と思い、このアイデアを実現するためのチーズを探し始めました。
■一升(1.8kg)のホールチーズを売っている所がない!
意気揚々と始めたチーズ探しですが、調べていくうちに、そもそも1.8kgもの容量のチーズを販売しているところがない事が徐々にわかってきました。
そこで、お得意のオーダーメイド作戦(例:哺乳瓶ガンホルダー)に出ることにした私は、
自分の目でチーズを作る様子を見たかったこともあり、
自宅のある東京から見学可能な地域でチーズを作る業者さんを調べ、
片っ端から一升サイズのチーズを作ってもらえないか電話をかけました。
チーズのオーダーメイドはやっていないという返答が続きましたが、
千葉県のチーズ工房IKAGAWAさんにかけたところ、
できない事はないということだったので、休日を利用しておじゃまする事にしたのです。
■千葉の牧場まで、オーダーメイドの打合せに出発
東京駅から京葉線特急わかしおに乗り、大原駅からいすみ鉄道のムーミン列車に乗り換え、
その後5㎞ほどの道のりを、道の左右に田んぼとまばらな人家をながめながら、ひたすら徒歩でテクテク。
1時間近く歩いたところで、IKAGAWAさんの牧場に到着しました。
IKAGAWAさんは5年前、会社を退職した後、ご夫婦でこの土地にやって来て、萱林を切り拓き、牧場の土地作りから始められました。
今も牧場にいる3頭のジャージー牛が糞をすることで、自然な堆肥散布が行なわれ、そこに青草が生え、徐々に牧場に適した土にしていったのだそうです。
ちなみに、
牧場というと、黄金色をした干草を牛舎に運んで牛に食べさせるというイメージがあり、
寒冷・乾燥地帯で行なわれるものと思っていたのですが、
ここ、いすみ地域は程よい湿度で青草が守られているため、牛の餌となる青草が一年を通してよく生え、牧場に適しているのだそうです。
■1.8kgのモッツァレラチーズってどんなん!?
チーズのオーダーメイドについては、奥さんと打合せをし、モッツァレラチーズをベースに作ることにしました。
モッツァレラチーズというと、サイゼリヤの「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」をイメージしてしまい、
1.8kgのモッツァレラチーズってどんなん?と不安だったのですが、
IKAGAWAさんが作るモッツァレラチーズは、湿度の低いところで低温熟成させることで表面が固くなり、赤ちゃんに背負わせても問題ないくらいの強度になるとのこと。
日持ちも一ヶ月ほどするそうなので、これなら遠くの両親や友人にも贈ることができます。
そうして、IKAGAWAさんに一升チーズ作りをお願いし、
お昼ごはんにと頂いたIKAGAWAさんの牛からとった牛乳と、チーズを使ったサンドイッチを持たせて頂いて、もと来た道をまたテクテクと帰るのでありました。
チーズの到着は明日ですw
(後編はこちら『一升チーズを背負わせてみたよ』)
http://kodomonogatari.blogspot.com/2012/11/blog-post.html
わが家ではこの餅をチーズにしてみることにしました。
■お正月前に餅を送るのも芸がない。
おっぱいが良く出るようになるからと、実家から大量に送られてきた餅がたくさん残っているのと、
また、一升と言うと1.8kgもあり、わが家では食べきれないため、
小分けにして親族、友人に贈ろうと考えたのですが、
間もなく年末になろうとする時期に餅を贈るのも芸がないので、
何か他によいモノがないか考えていました。
そんな折、オランダのアルクマールのチーズ市を特集したTV番組を見て、
![]() |
アルクマールのチーズ市に並ぶホールチーズ |
「チーズ、しょわしても(背負わせても)ええんちゃうか」
と思い、このアイデアを実現するためのチーズを探し始めました。
■一升(1.8kg)のホールチーズを売っている所がない!
意気揚々と始めたチーズ探しですが、調べていくうちに、そもそも1.8kgもの容量のチーズを販売しているところがない事が徐々にわかってきました。
そこで、お得意のオーダーメイド作戦(例:哺乳瓶ガンホルダー)に出ることにした私は、
自分の目でチーズを作る様子を見たかったこともあり、
自宅のある東京から見学可能な地域でチーズを作る業者さんを調べ、
片っ端から一升サイズのチーズを作ってもらえないか電話をかけました。
チーズのオーダーメイドはやっていないという返答が続きましたが、
千葉県のチーズ工房IKAGAWAさんにかけたところ、
できない事はないということだったので、休日を利用しておじゃまする事にしたのです。
![]() |
チーズ工房IKAGAWAさんのホームページ |
■千葉の牧場まで、オーダーメイドの打合せに出発
東京駅から京葉線特急わかしおに乗り、大原駅からいすみ鉄道のムーミン列車に乗り換え、
その後5㎞ほどの道のりを、道の左右に田んぼとまばらな人家をながめながら、ひたすら徒歩でテクテク。
IKAGAWAさんは5年前、会社を退職した後、ご夫婦でこの土地にやって来て、萱林を切り拓き、牧場の土地作りから始められました。
今も牧場にいる3頭のジャージー牛が糞をすることで、自然な堆肥散布が行なわれ、そこに青草が生え、徐々に牧場に適した土にしていったのだそうです。
ちなみに、
牧場というと、黄金色をした干草を牛舎に運んで牛に食べさせるというイメージがあり、
寒冷・乾燥地帯で行なわれるものと思っていたのですが、
ここ、いすみ地域は程よい湿度で青草が守られているため、牛の餌となる青草が一年を通してよく生え、牧場に適しているのだそうです。
■1.8kgのモッツァレラチーズってどんなん!?
チーズのオーダーメイドについては、奥さんと打合せをし、モッツァレラチーズをベースに作ることにしました。
モッツァレラチーズというと、サイゼリヤの「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」をイメージしてしまい、
1.8kgのモッツァレラチーズってどんなん?と不安だったのですが、
IKAGAWAさんが作るモッツァレラチーズは、湿度の低いところで低温熟成させることで表面が固くなり、赤ちゃんに背負わせても問題ないくらいの強度になるとのこと。
日持ちも一ヶ月ほどするそうなので、これなら遠くの両親や友人にも贈ることができます。
そうして、IKAGAWAさんに一升チーズ作りをお願いし、
お昼ごはんにと頂いたIKAGAWAさんの牛からとった牛乳と、チーズを使ったサンドイッチを持たせて頂いて、もと来た道をまたテクテクと帰るのでありました。
チーズの到着は明日ですw
(後編はこちら『一升チーズを背負わせてみたよ』)
http://kodomonogatari.blogspot.com/2012/11/blog-post.html