40代おぢが展示会で“生き残る”ために買ってよかった疲労軽減マストバイアイテム
展示会という戦場——。
マーケ担当だろうと営業だろうと、3日間×7時間の立ちっぱなしという拷問を受け続けるのが現場というものだ。
若いころは気合で乗り切れた。いや、気合で乗り切れたと思い込んでいただけで、実際には帰りの電車で魂が抜けていた。
しかし齢40を超えると事情が変わってくる。
ふくらはぎ、足裏、膝、腰、肩、背中、このあたりが揃って“反乱”を起こしてくる。
個人的には、初日終了時点の「足裏の鈍痛」と「ふくらはぎの重さ」が最もメンタルを削る。昔はここまでではなかった。
展示会で成果を出すにはブース内の設計やオペレーションは言わずもがな、スタッフの士気と疲労管理が“超重要”である。
添付したのは展示会で新規リード≒名刺獲得するためのブース内の設計やオペレーションの全体像だ。
「?」にしているのは各社によって異なる部分。中間目的欄に記載しているのは、どんなブースであっても一般的に考慮しなければいけない「状態」。この状態を実現するための具体的な行動や作業を施策欄に記載している。
しかし、スタッフの疲労が最小限になるよう、ローテーション要員を潤沢に確保できる企業は多くない。
結果、40代のおぢは3日出ずっぱりの“老練兵”として前線に立つことになる。
では、どうやって生き延びるのか?
結論から言うと、アイテムに投資するしかない。
今日は、展示会常連の40代おぢである私が「買って本当によかった」疲労軽減アイテムを2つ紹介する。
1. 厚底ワークシューズ:マンダムフライギア ドライランチャー
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| ワークマン公式サイトより転載 |
足裏から膝・腰まで、まんべんなく守ってくれる“防具”。
展示会を終えて帰宅したときの、「足の裏が熱を持ってズキズキする感じ」。
あれがほぼ消えた。
なぜこんなに効くのか?
理由は単純で、厚底ソールが着地時の衝撃をすべて吸い込んでくれるからだ。
・硬い床の衝撃をクッションが吸収
・歩き出しが軽くなる設計で、脚全体の負担を減らす
・通気性が高く、蒸れずに一日中快適
つまり、とにかく足が楽。
展示会の「長時間・硬い床・立ちっぱなし」に刺さりまくる仕様。
以下は私が実際に履いた時の画像だ。
| この厚みがおわかりいただけただろうか |
価格は税込3900円。
正直、値段設定がおかしい(褒めている)。
リンク(ワークマン公式):
展示会を生き延びるための“エルメスの靴”。
まだ普通の革靴で参戦しているおぢは、ぜひこれに乗り換えてほしい。
2. 加圧ソックス:バンテリンサポーター
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| バンテリンコーワ公式サイトより転載 |
展示会で最初に悲鳴を上げるのは足裏ではなく“ふくらはぎ”である。
長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなり、重さ・だるさ・むくみが一気に溜まる。
加圧ソックスの効果は数値化しにくいが、体感としては「帰り道の脚の軽さ」が別物だった。
その理由はこうだ。
・足首→ふくらはぎにかけての“段階的な圧力”で血行が良くなる
・むくみを抑え、老廃物の排出を助ける
・静脈還流がスムーズになり、疲労の蓄積を防ぐ
価格はふくらはぎだけをサポートする「バンテリンサポーター ふくらはぎアシスト」で税込1,255円。かかとまでカバーして更なる疲労軽減が期待できる「バンテリンサポーター リカバリータイプ」で2,009円。
リンク(Amazon):
バンテリンサポーター ふくらはぎアシスト
バンテリンサポーター リカバリータイプ
要は、段階的に圧をかけて血行を促す“魔法の脚甲”である。
とくに「2日目朝の脚の軽さ」は革命的。
展示会中盤にありがちな、「昨日の疲労が残ったまま2日目が始まる問題」を根本的に潰してくれる。
「厚底靴 × 加圧ソックス」こそ展示会おぢの二刀流
どちらか一つでも効果はある。だが、この2つを同時投入すると、“疲労の質”が根本的に変わる。
・足裏の衝撃 → 厚底で軽減
・ふくらはぎの血行不良 → 加圧で改善
つまり、展示会疲労の主因を上流から潰せる。
どれだけ気合いを入れても、人間の脚は構造上疲れやすい。
だが、道具を使えば耐久値は伸ばせる。
ベテランのおぢであればあるほど、気合いよりも、フィジカルを守る装備のほうが成果に寄与する。
展示会期間中のフィジカルメンテは成果に直結する。
・足が痛い
・腰が重い
・ふくらはぎがパンパン
こうなると、来場者に笑顔で対応できなくなる。
商談予約獲得件数も減る。
名刺交換数も落ちる。
40代のおぢとして声を大にして言いたい。
展示会は気持ちでなく、装備で戦え。
厚底シューズと加圧ソックス。
この2つを持たずに展示会へ行くのは、剣も盾も持たずに前線へ出るようなものだ。
次の展示会では、ぜひ自分の身体に投資してほしい。
本当に世界が変わる。
余談だが
展示会会場にマッサージサービスを有料で提供したり、上記のようなアイテムの即売所を設ければそこそこ売れるように思うのだが、難しいのだろうか。

