子供の宿題は教えてあげるんじゃなくて、教えてもらえばいいと思うんだ。
今年の3月から、今関わっているプロジェクトの製品販促、見込客発掘を目的としたワークショップを毎月行っています。
なまなましい話ですが、この営業施策としてのワークショップの契約引き上げ率を上げるために、ワークショップに参加した方へ、当日体験したワークショップをご自身の会社でも実施できるようにするためのキットとツールの提供を始めてみました。
理由は三つです。
一般的な会社の慣習上、勤務時間中の研修、講座であればレポートの提出を求めますが、そのレポート代わりにワークショップを実施させれば楽じゃないかということ。
もう一つは、そうして実施したワークショップに所属する部課長を呼んでもらえば、決裁が早くなるんじゃないかという点です。
最後の一つは、人は座学よりも実際に手足を動かして体験した方が。体験するよりも他人に教えた方が、自身の理解が深まるからということです。
で、上記の施策について準備していた時に、この考えで以て「子供の宿題を捉えなおす」ことができるんじゃないかと思いました。
通常、宿題というものは子供が黙々と家でこなしたり、面倒見のいい親にサポートしてもらったりしていると思いますが、ドリルのような穴埋め問題や計算問題を出すのではなく、日中学校で学んだことを親兄弟に教えるという宿題があってもいんじゃないでしょうか。
人にものを教えるということは、それに対する理解が深まっていなければなし得ないものです。
親も「宿題やったの?」ではなく、時々は今子供が学んでいるであろうことについて教えを乞うてみてもいいんじゃないかと、まだ年少園児の娘にアナ雪の「うまれてはじめて」の歌詞を教えてもらいながら思った次第です。
以上、今日も親バカが最前線からお伝えしました。
